



SRXクロスオーバーは、新生キャデラックが放つミドルサイズの高級SUVです。キャデラック独創の「アート&サイエンス」をコンセプトに、2003年に初代が登場。その後、2009年に2代目となる現行モデルに生まれ変わりました。車名に「クロスオーバー」が追加されるとともに、全面的なダウンサイジング化が図られており、時代にマッチした完成度で注目を集めています。このSRXクロスオーバーの中でとりわけYさんが気に入っているのが、スタイリッシュなデザインです。
「新生キャデラックになってから、ずっとこのブランドが気になっていたんです。五角形のフロントグリルに大きなブランドマーク、縦型のライトは他のクルマにはない個性的なデザインで、どこから見ても存在感がありますよね。ボディ全体もボリューム感がありつつも、シャープなラインが盛り込まれているから、力強くスタイリッシュだし。あまりメジャーな存在ではありませんが、珍しいクルマだから振り返る人もいますよ」

デザインに魅かれたものの、購入する前、Yさんはサイズの大きさを気にしていました。
「ダウンサイジングしたといっても、車幅は1900mmを越えていますから。デカイので、自宅以外の駐車スペースに止める時に気を使います。ただ、リアビューカメラで後方を確認できるし、右側ドアミラーの下にはサイドビューカメラがあるから、意外と死角はありません。サイズが大きく、左ハンドルも初めてなので少し不安はありましたが、アイポイントが高いし、すぐに慣れました」
SRXには左ハンドルの設定しかありませんが、Yさんは乗降時に気を使う程度で特に問題ないとのこと。高速道路はETC、駐車場などでも左ハンドル用の料金ゲートがあるので、デメリットを感じることなく乗りこなしています。


SRXクロスオーバーは、V型6気筒3リッター直噴エンジンをフロントに搭載。最新の6速ATと組み合わされることにより、最高出力198kW(269PS)/6950rpm、最大トルク302Nm(30.8kgm)/5100rpmを発揮します。スタイル優先でSRXクロスオーバーを選んだYさんにとって、パフォーマンスは想像以上だったようです。
「ボクのイメージが古いと思いますが、アメ車は排気量ばかり大きくて、走りはたいしたことないという気がしていたんです。でも、実際にこのクルマに乗ったら驚きました。SUVなのに、走りが滑らかで力強いんです。トルクがあるから、発進や加速もラク。車重は2トンをオーバーしているはずですが、重さを感じないですね。スムーズに走れるから、運転していて疲れません。しかも、ハイオクではなく、レギュラーガソリンなんです。年間で見れば、経済的に大きいと思いますよ」

SRXクロスオーバーは、最新の電子制御式フルタイム4WDシステムを採用しており、走行状況や路面変化に応じて前後輪のトルク配分をコントロール。常に姿勢が安定している上、Yさんの愛車はプレミアムという上級グレードで、20インチタイヤと、1/500秒に1回、減衰力を調整する電子制御リアルタイムダンピングショックアブソーバーを内蔵したスポーツサスペンションを採用しています。
「パワーもあるし、スポーツサスペンションのおかげで足回りもシャキッとしていて、アメ車というよりはヨーロッパ車に近いと思います。ボクはアウトドア派ではないので、このクルマでオフロードに行こうとは思いませんが、4WDはいざという時に安心ですよね。FRに乗っていた時に、雨が降り出した時のカーブでリヤが滑ったことがあるし、雪が降った時も頼りになりますからね」



ウッドとアルミがアクセントに使われているインテリアのデザインも、キャデラックならでは。インパネのセンター部は、フロントグリルと同じ5角形のデザインになっており、上部にはHDDカーナビやオーディオコントロールのための8インチポップアップスクリーンが採用されています。
「インテリアのデザインも、SUVなのに高級車というカンジがしますね。エンジン始動はボタンだし、その際にアナログメーターが動いてキャデラックのロゴが浮き上がる演出も気分が高揚します。シートとステアリングだけではなく、ペダルの角度も調整できるのには感心しました」
SRXクロスオーバーは、フットペダル位置も電動調整できるようになっています。2名分のポジションを記憶させることができるので、ドライバーが変わる際に素早くベスト・ポジションを得ることができます。
「ラゲッジルームも使いやすいですね。シートアレンジは当たり前として、カーゴマネージメントシステムはかなり便利です。自由にパーテーションの位置を変えられるから、荷物があちこち散乱せず、見た目もスッキリ。リアゲートも電動で開閉できるし、実用性が高いと思います」
SRXクロスオーバーは、スタンダードなラグジュアリーと、HIDヘッドライトなどの豪華装備が奢られたプレミアムの2グレードをラインナップ。50万円の価格差がありますが、スタンダードなラグジュアリーでも、クラス最大級の開口部を誇るウルトラビュー電動サンルーフやBOSE製5.1chサラウンドサウンドシステムなど、装備が充実。優れたコストパフォーマンスも、Yさんがこのクルマを選んだ一因です。
キャデラックが世界に誇るミドルサイズの高級SUV、SRXクロスオーバー。アウトドアよりも街中が似合うそのスタイリッシュなデザインは、没個性のクルマが多い中でひときわ目を引きます。クールなそのスタイルは、あなたの感性にきっとマッチするはずです。
