


ソニックは、キャプティバ同様、アメリカやヨーロッパ、アジアなど、ゼネラルモーターズの世界中の拠点が共同開発した、新しい時代のシボレーです。ヨーロッパでは「アベオ」という名前ですでに販売がスタートしており、日本でも11月12日に発売開始。それに先駆けて8月に音楽フェスティバルの「サマーソニック」で特別展示されたほか、スカイダイビング映像が動画サイトのYoutubeで紹介されるなど、斬新なプロモーションで話題となっています。
「ワイルド・コンパクトというキャッチフレーズ通り、このクルマは目を引きますね。若い世代へのアピールを狙ったデザインだから、ヨーロッパのコンパクトカーよりも私に合うかも。試乗車なのでボンネットとサイドのステッカーがちょっと目立っていますが、カタログやネットの写真で見るよりも実物はかなりいいですね!」
ソニックは他のシボレー車同様、独特なデザインが特徴。例えば丸型4灯のヘッドライトはカバーがなく、むき出し状態になっています。これはバイクをモチーフにしており、上下二分割されたグリルとともに個性的なフロントマスクをアピール。さらに、ゴールドに輝くボウタイエンブレムが、力強いアクセントになっています。
「ソニックは、ディティールにこだわっていますね。リヤのテールランプも丸型4灯だから、フロントと合わせて統一感があるし、後席のドアノブが窓ガラスの枠部分に隠されているのがユニーク。5ドアなのに、見た目は3ドアに見えるし、全体的にスポーティなカンジが気に入ってます」
ドアノブを隠すようにレイアウトするのはスポーツカーによくあるギミックですが、ソニックにはその遊び心が取り入れられており、”他のコンパクトカーとは一味違うゾ”という期待感が高まります。また、凝ったデザインだけではなく、実際の扱いやすさも見逃せません。Kさんの自宅は狭い路地の先にあるので大きさは重要ですが、ソニックは全長約4m、全幅1.74mなので問題なし。他のコンパクトカーと比べるとやや全幅がありますが、立体駐車場も普通に利用できるし、日本の道路事情に合わせた右ハンドルなので、狭い道でのすれ違いや乗り降りもスムーズ。取材時、狭い道にもすぐに慣れて自分のクルマのようにスイスイ乗りこなしていました。



外観も個性的ですが、室内はスポーツカーのコルベット譲りのデュアル・コクピット・デザインが採用されています。メーターは、ライトと同様にバイクがモチーフになっており、速度はデジタル、エンジン回転はアナログで表示。インパネのレイアウトもオリジナリティに溢れており、クルマというよりは近未来的な乗物のイメージに仕上がっています。

「視認性ばかり追い求めたデザインのインパネが多い中、ソニックのメーターは斬新ですね。デザイン優先かと思ったら見やすいし、スピードが出ていない時でもちょっとワクワクしてきます。ステアリングやダッシュボードのクロームパーツがいいアクセントになっているし、円形のエアコンの吹き出し口も独特の雰囲気で斬新。それでいて小物入れが豊富にあるし、グローブボックス内にUSB差し込み口が用意されているから、iPod®*やスマートフォンも接続できるんです。自分のお気に入りのナンバーを気軽に聴くことができる、これはいいですね。オプションのカーナビはバックカメラアイもつけられるので、女性にもおすすめですね」
ホイールベースが2525mmあるので、コンパクトカーの中でもソニックの室内空間は広め。前席は適度な硬さとサポートで、長距離でも疲れづらくなっています。身長175cmのKさんが試しに後席に座ってみたところ、頭上、足元ともに余裕あり。後席自体がやや高く配置されているので、ドライブ中の見晴らしも良好です。
ラゲッジスペースは2段構造になっており、フロアのカバーを外せばさらなる収納スペースが出現。ラゲッジ容量は通常の状態では290リッターですが、6:4分割式の後席を倒せば653リッターになります。
「開口部が大きいから荷物の出し入れがスムーズだし、レバーを引くだけで簡単に後席を倒すことができるので便利。タイヤハウスの出っ張りもなく、フラットだから荷物も安定してたくさん積めるでしょうね。今乗っている国産ワゴンは2リッターなのでスペースは広いですが、ソニックも実用レベルでは問題ないと思います」
* iPod®はApple Computer, Inc.の登録商標です。

ソニックのエンジンはエコテックと呼ばれる1.6リッターの直列4気筒で、最高出力115ps/6000rpm、最大トルク15.8kgm/4000rpmを発生。ミッションは6速ATが組み合わされており、低燃費かつ環境への負荷をできるだけ低減するように配慮されています。
「1.6リッターなのであまり期待はしていませんでしたが、思った以上に走りますね。発進時や高速道路の合流などでもモタつくことがないから、スムーズで運転もラク。マニュアルモードが付いているので、クルマを操る楽しさも味わえます。 高速走行中でも低い回転数に抑えられているのはちょっと意外でしたが、燃費に影響しているのでしょうね。10・15モード燃費は11.3km/Lなので普通ですが、レギュラーガソリンというのがポイント。ハイオクより10円ぐらい安いから、乗れば乗るほど維持費に差が出てきますよね。それから、思っていたより乗り心地がいいのにびっくりしました。硬すぎずフワフワでもなく、安心して乗れます。静粛性も高いから、タイヤノイズやエンジン音もほとんど気になりません。”シボレーでコンパクトカーはどうなんだろう?”と不安でしたが、予想以上のデキに驚いています」
200万円以下という車両価格も、Kさんがソニックに魅かれる理由のひとつです。ソニックは189万円、ソニックLTは198万円となっています。
「スマートを除くと、ヤナセのラインアップで200万円を切るのはソニックだけなんですよね。憧れの輸入車を手にするチャンスだし、国産のコンパクトカーと比べてリセールバリューも高いと思うので、前向きに乗り換えを考えています」
ソニックとソニックLTの違いは、メタリック塗装とアルミホイールのみ。それ以外の装備に違いはありません。しかも、ソニックはフォグランプや給油口のフタ、17インチアルミホイール、インテリアパネルなど、アクセサリーが豊富。グレードに関係なく、自分好みの1台に仕上げることができるのも魅力です。シボレーが誇る新時代のコンパクトカー、ソニック。世界で磨かれた個性と実力を、お近くのヤナセのGMショウルームであなたも体験してください。

