卓越した運動性能と、優れた燃費性能を両立した直噴エンジン

BlueEFFICIENCYが目的とするひとつの要素として、車種ごとに最適な環境性能を実現させることがあげられます。その思想をもとに新型のメルセデス・ベンツは開発されています。
直噴エンジンをはじめ、省エネタイプのオルタネーターやエンジンへのガソリン供給量を自動調整する燃料ポンプなどを採用したモデルでは、これら多岐におよぶ機能を最適化させることにより、卓越した運動性能だけでなく、優れた燃費性能とCO2排出量の大幅な低減を達成しました。

ソレノイドインジェクターを採用し、優れた環境性能を実現

直噴エンジン、高性能の秘密をひもとく
環境性能と運動性能をともに向上させるため、細部にわたって、改良が施されています。
高精度な燃料噴射を可能にしたソレノイドインジェクター
直噴エンジンを支えるインジェクター。理想的な燃焼を可能にし、極めて高い燃費効率を実現しました。
世界で初めて乗用車用に搭載された直噴式エンジン
世界初となる直噴エンジンは1954年、300 SLに搭載されたものでした。その後、変わることのない技術革新への情熱は“CGIエンジン”へと受け継がれています。

卓越した走りと環境性能を両立

写真:CGIエンジン

パフォーマンスを維持しつつ、小型・軽量エンジンを搭載することで環境適合性を図ったターボチャージャー付の1.8L DOHC直列4気筒CGIエンジン。
この新世代エンジンには、新開発のマルチホールインジェクターを採用しました。
わずか数ミリ秒の間に数回の高圧噴射を行うことにより、空燃比14.7:1という希薄燃焼を可能にして、極めて高い燃費効率を実現。また、ターボチャージャーを装備したことで、1.8Lという小排気量ながら2.5Lクラスエンジンと同等の出力と約26%向上したトルクを発生させつつ、20%以上の燃費低減を実現しています。

直噴エンジンとは

E 250 BlueEFFICIENCYとE 250 V6エンジンの比較

メルセデスのエンジンでは 、ダウンサイジングコンセプトに基づき、「最先端のダイレクトインジェクションシステム」と「高効率なターボチャージャー」を採用した1.8リッター直列4気筒の直噴ターボエンジンを搭載することにより、「優れた環境適合性」と「卓越したパフォーマンス」を両立しています。
例えば、新型「E 250 BlueEFFICIENCY」のモデルは、従来のV62.5リッターエンジンを搭載したモデルと比べ、最高出力は同等ながら、最大トルクは約26%向上し、ゼロから100kmまでの加速性能も9.9秒から7.5秒へと大幅に短縮しています。
また、燃費性能は従来モデルに比べて最大で約27%改善し、CO2排出量は約20%削減されており、「E 250 BlueEFFICIENCY」の全モデルは、国土交通省の低排出ガス車認定75%低減レベルを達成しています。

高精度な燃料噴射を可能にしたピエゾインジェクター

写真:ピエゾインジェクター

走行性能と環境性能を高次元で両立させる直噴エンジンにとって、その性能を生み出すために最も重要な部品となるのがピエゾインジェクターです。高精度ノズルをもつこのインジェクターでは、従来を凌ぐ高速・高圧の燃料噴射を実現。さらに、1ストローク当たり数回の噴射を行うことで希薄燃焼(リーンバーン)を可能とし、極めて高い燃費性能を実現させました。

直噴エンジン、高性能の秘密

直噴エンジン

運動性能と燃費性能を向上させるため、1.8L直噴ターボエンジンでは、以下の技術と改良が採用されています。

●ダウンサイジングコンセプト

エンジンを過給することで、気筒数が少ない小排気量エンジンでも、自然吸気エンジンと同等のパワーを得ることを実現しました。

●ターボチャージャーとバルブタイミング制御

優れた効率と静粛性を持つターボチャージャーと高精度可変バルブタイミング制御でエンジンの燃費効率をアップしています。

●ラジエーターブラインド

エンジンルームの温度が106℃になるまで、ラジエーターを閉じることで、空気抵抗の低減による燃費の向上と車外騒音を低減します。

●NVH(ノイズ・バイブレーション・ハ一シュネス)の低減

新設計エンジンヘッドカバー、歯付タイミングチェーン、チェーンガイド、小径のランチェスターバランサーシャフトを採用して、高い運転快適性を達成しています。

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