ハムサンド協会と自販連設立秘話(1959年)

座談の名手だった梁瀬名誉会長(1991年)

自販連が梁瀬社長の座談から生まれたことをご存じですか?

高輪プリンスで東京トヨペットの久里検一郎氏と東京日産の吉田政治社長と会食した梁瀬社長は、自動車の販売業は、メーカーとユーザーの厚いパンの間にはさまれた薄いハムのようであると表現、ウイットの効いた話に盛り上がった2人の先輩と自動車販売会社の相互理解と協力体制構築のために協会を作ることで意気投合。これが東京自動車販売店協会、さらに自販連へと発展していくのです。

自動車の販売会社が、車両が異なっても相互理解、協力して生きていくため、協会をつくることに意見が一致した。はじめは毎月第1水曜日に会合するので、“水曜日会”と名づけ、いすゞさんも参加して、これが東京自動車販売店協会となり、これを中心として全国的に拡大して自販連が誕生した。

(出典:梁瀬次郎著『じゃんけんぽん』より)