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BMWジーニアスの井口です。
2021年1月11日から14日まで、世界最大のデジタル技術の見本市『CES(Consumer Electric Show)』が開催されました。例年ラスベガスの会場で開催されておりましたが、本年は完全オンラインでの開催となりました。
今回もBMWは出展し、BMWは次世代のBMW iDriveについてプレゼンテーションを行っております。
BMW iDriveは、20年前、2001年モデルの7シリーズに初搭載され、現在の最新のモデルでは7代目となります。
iDrive登場以前はドライバーがいちいちボタンを見つけて操作する必要がありましたが、ダイアル式のiDriveコントローラーと音声コントロール技術が登場したことにより、車の操作が簡単かつ安全に出来るようになりました。
2004年にはフロントガラスに速度などの情報を映し出すヘッドアップディスプレイを世界で初めて搭載、2015年にはタッチパネルのディスプレイも登場し、より操作は直感的に出来るようになり、音声認識の品質もさらに向上しました。
2016年にはBMW Connectedアプリに対応し、スマホで予め設定した目的地を車にインポートしたりスマホとの連携も強化され、2019年には「オーケーBMW」で起動して音声で対話のできるインテリジェント・パーソナル・アシスタントが搭載されました。
以下のムービーでは、初めてiDriveシステムが搭載された20年前の760Li(E66)と最新の「iX」が会話をしております。
この掛け合いがとても面白いです。
https://www.bmw.com/48c3d660-4248-4009-9028-167ec50ab25e
「おもちゃの車は出ていけ」
「ワシには12個ものシリンダーがついているんだぞ」
「ワシには6ディスクCDチェンジャーが付いているんだ」
「私にはカーブしたディスプレイがついています」
「私は常にオンライン状態です」
「ワシにもインターネットはついている」
など、この20年でどれだけ進化したのかがわかります。
そして、今年発売予定の新型EV「iX」から、次世代のBMW iDriveシステムが搭載されます。
次世代のBMW iDriveは、クラウドベースで管理され、より多くのデータを処理することが可能となり、直感的な使いやすさはそのままに、さらに人間的に、エモーショナルに、そしてパーソナルになっていくとのことです。
例えば、次のムービーをご覧ください。こちらのムービーでは、新しいBMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントと著名なYouTuber達が会話をしていますが、これがすごいです。
https://www.bmw.com/7fa54609-d62e-4d53-b44a-48dea41dd442
https://www.bmw.com/f1679f8b-0d1f-44ad-9bb6-fb92737282c3
https://www.bmw.com/82f3c418-5bcf-45ac-a299-3f910a856608
まるで人間と会話しているようです。人から不意に出た身振りや手振りなども読み取り、学習しています。
車が単なる移動手段ではなく、友達のような話し相手にもなってくれそうです。
コネクテッド技術の進歩により、車に搭載される機能はますます増えておりますが、iDriveの更なる進化により、その機能をさらに安全に、快適に、便利に、多彩な方法で使えるようになりそうです。