
お話を元に戻します、今回は気化器
以前はキャブレター、現在ではインジェクションが主流ですが、
やるお仕事は同じ、燃料を霧状にして燃えやすくする ただそれだけの役目です。
ですが、この働きは実は奥が深く、エンジンのパワーや性格を決定付 燃費の良し悪し
などに関わっています、エンジンの肝とも呼べる部品です。
仕組みについてはキャブレターがエンジンの吸入負圧を利用して霧を発生させ
インジェクターは強制的に燃料に高圧をかけ、ノズルの開閉時間を調整して
エンジンに送り込む作りになってます。
キャブレターの始まりは1900年代初頭には存在していたようです、
キャブレターは、ガソリンを霧状にして空気と混合させるための部品です。
エンジンは各気筒で起こった爆発によって動くのですが、液体のままガソリンを燃やすと、
炎が上がるだけで爆発にはなりません 霧状にして空気と混ぜ合わせ、圧縮することで爆発が起こるのです。
一方、インジェクターは航空機の発達により、必然的に開発され現在に引き継がれてます
自動車に使用されたのは1954年に発表されたメルセデス・ベンツ・300SLが最初であり、
同時に自動車用としては世界初のガソリン直噴エンジンでもありました。
霧状にして空気と混合させると云う点では同じものと言えるでしょう、
細かい構成部品や設定などは色んな所で語られていますので、興味を持たれた方は
調べてみてはいかがでしょう。