未来を映し出す2台のモデルは、ポルシェのスピリットを瞬時に明らかにします。タイカンとタイカン クロスツーリスモ。佇んでいる時でさえも視線を奪います。フロントホイールの前方には、エアカーテンと呼ばれる縦型のエアインテークが組み込まれ、ホイールに流れ込む空気をカーテンのように導いて気流の乱れを抑え、空力特性を向上させます。

エクステリアを見れば、この車がポルシェであることは明白です。インテリアも同じで、ポルシェのDNAが細部にわたって具現化されていることを即座に読み取れます。タイカンの室内に広がるのは、スポーツ感覚にあふれ、無駄を排した明確なデザイン。センターコンソールからダッシュボードに続くコンポーネントは翼を広げたような形を持ち、宙に浮いているような見た目が印象的です。

PASM（ポルシェ アクティブサスペンションマネジメントシステム）やリアアクスルステアリング、ポルシェトルクベクトリングプラス等、こうしたシステムが完璧に相互作用するよう開発したのがポルシェ 4Dシャシー コントロールです。統合されたこのシャシーコントロールシステムは、個々のシャシーコンポーネントをリアルタイムに同期させることでシャシーセットアップを調和し、いかなる状況でも最大限のパフォーマンスを発揮させます。