変わらないという価値。

夜の時間が長い季節になりました。

人恋しくなるような静かな時間は、望むと望まないに関わらず他者との関係性を意識する現代においては、ある意味で贅沢なひとときなのかもしれません。

音の響きやリズムの組み合わせによって生み出される音楽は、時間芸術のひとつとして、人々の暮らしや文化とともに進化してきました。

欧州では、中世に聖歌といった宗教活動を原点とする西洋音楽が誕生、長い年月をかけて旋律は様式として進化を遂げていくことになります。
古代ローマやギリシャ文化の再興運動に伴い発生した、絢爛豪華で迫力あるルネッサンス音楽。そのカウンターのように登場したバロック音楽は、優美な旋律を特徴とする繊細で美しい旋律で聴衆を魅了しました。そして、貴族文化が頂点を極めた18世紀には、天才モーツァルトを中心とした古典派音楽が生み出されました。数々の名曲がクラシック音楽として現代に受け継がれています。

こうした西洋音楽の変遷は突然変異的に起こったのではなく、異なる、ときに２つ以上の様式が組み合わさることで起きたことが2018年に東京大学と京都大学の研究チームによって解明されました。
メルセデスの進化も同じです。受け継がれてきたDNAが世相や新しい技術といった要素と組み合わさることで進化を遂げ、ニューモデルに結実しています。
新しいメルセデスに乗ると、すべてが新しくなっているのに不思議と身体に馴染む感覚を覚えることがあるでしょう。それこそがメルセデスに受け継がれてきたDNAなのです。

メルセデスは、伝統を積み重ねながらつねに新しい歴史を切り開いていきます。
最先端であり、同時にクラシックでもあるのです。

1979年の登場時から一貫してスタイルを貫いているGクラスは、そうしたメルセデスらしさを象徴するモデルでしょう。Gクラスは、本格オフローダーとしてのDNAを守りながら、快適性、利便性、安全性をアップデートし続けることで、ラグジュアリーオフローダーの王者として不動の地位を手に入れました。

そんなGクラスがニューモデルになりました。
新型の進化のポイントは、電動化と知能化にあります。

パワートレインは、ISGを搭載した内燃機関モデルとフル電気自動車の両方を用意することで、あらゆるニーズに対応します。
エンジンにISGを組み合わせた新型Gクラスは、発進や加速が極めてスムーズになりました。それでいて内燃機関ならではのサウンドと鼓動が味わえます。

シリーズで初めてとなるフル電気自動車「G 580 with EQ Technology Edition 1」にもご注目ください。
四輪それぞれに搭載したモーターを個別に制御することで、これまでにない新しい悪路走破性を身につけています。

そして、知能化。
最新世代のMBUXは、Gクラスに搭載された最先端の装備類を洗練されたインターフェースでユーザーに提供するもっとも先進的なシステムです。

タッチスクリーン式の12.3インチディスプレイは、画面表示が洗練され、ユーザーが自分にとってもっとも操作しやすい方法を選べるように、音声やステアリング上のスイッチ、そして肘置きのタッチパッドなど多彩な操作手段を用意しています。

愛車の冬支度はお済みですか？

ヤナセでは、雪が降りそうになってからではなく、冬になったらタイヤ交換をおすすめしています。
その理由は安全性にあります。非積雪地であっても路面が低温化した状況では、サマータイヤは適切なパフォーマンスを発揮できないからです。

冬用のタイヤとしては大きく２種類が存在します。

まず、スタッドレスタイヤ。
0度以下の低温でも硬くなりにくい特殊なゴムで作られていて、積雪や凍結などの条件下でも高い能力を発揮します。11月になると、本州でも山間部では氷点下を記録することがあります。

そしてスノータイヤ（ウインタータイヤ）。

夏用タイヤよりも広くて深い溝を掘ることで、ある程度の積雪や凍結した路面でも走れるようにしたタイヤです。非降雪地域を中心とした使い方をするユーザーに向いた冬用タイヤで、スタッドレスタイヤよりも高速走行時の安定性に優れます。

適切なタイヤに履き替えることが、メルセデスの性能と安全性を引き出すために必要となります。
お乗りのメルセデスにフィットする冬用タイヤやホイールとのセットをご用意いたしますので、お気軽にご用命ください。

同時に、有償の「メルセデス・セーフティ・チェック」（約50分）もおすすめしています。専用のテスターを駆使してコンディションを確認。日常点検では見つけられない不具合を見つけ出します。

これから年末、年始と慌ただしいシーズンを迎えます。
お早めのタイヤ交換と点検・メンテナンスで、愛車のコンディションを整えてみてはいかがでしょうか。