BMW 4シリーズ グラン クーペは走行性能と美しさ
使い勝手の良さを併せ持つ理想的な5ドア車なのです

車好きなら誰しも、スポーティでかっこいいモデルに憧れるもの。しかし家族のために選ぶ車は、全員がゆったり乗れて荷物がたっぷり積める、実用性を兼ね備えなければならない。そんなファミリーにとって理想的な存在といえるのが「BMW 4シリーズ グラン クーペ」だ。この車を一押しに挙げるYanase BMW四日市のセールス・コンサルタントに、その魅力を語ってもらった。

  • 2022年04月22日
  • 文:渡瀬基樹
  • 写真:タナカヒデヒロ
BMW 4シリーズ グラン クーペ
BMW 4シリーズ グラン クーペ
BMW 4シリーズ グラン クーペ

2ℓ直4と3ℓ直6の2タイプをラインアップ

2021年7月に発売されたBMW 4シリーズ グラン クーペ。一般的にクーペとは2ドアのクローズモデルを指すことが多いが、その流麗なスタイリングから、5ドアモデルにも初代4シリーズと同様に「グラン クーペ」の名が冠された。

1998ccの直4ターボエンジンを搭載する「420i グラン クーペ」と、2997ccの直6ターボエンジンの「M440i xDrive グラン クーペ」の2タイプが設定されている。いずれも、縦長のキドニー・グリルや流麗なスタイリングなど、デザインやパワートレインの根幹部分は「4シリーズ クーペ」と共通している。

ミドルクラスの5ドア車として、発売当初から人気を集めている「4シリーズ グラン クーペ」だが、実際に購入している人は、どんな部分に魅力を感じているのだろうか。Yanase BMW四日市の新車セールス・コンサルタントに、話を聞いてみた。

水野貴敬
水野貴敬(みずのたかのり)。ヤナセバイエルンモーターズ株式会社 四日市支店(Yanase BMW四日市)販売課、新車セールス・コンサルタント。入社当時はボルボ販売を担当し、ヤナセグループのボルボの販売終了を機にBMWへ異動。BMW名古屋エリアを担当後、2015年10月よりYanase BMW四日市に所属。BMWセールスは10年目。
エンジン

走行性能とデザイン性能、機能性が
高いレベルでマッチしている

──「4シリーズ グラン クーペ」の特徴を教えて下さい。

運転が楽しいスポーティさと、スタイリングの良さ、機能性の高さの3つがバランス良く整っているところが魅力ではないでしょうか。走行性能とデザインを両立した車は少なくありませんが、さらに使い勝手も充分に考慮されている点が、多くのお客さまに支持されている理由だと思います。

──走りの楽しさはどういった点に感じられますか?

切ったら切った分だけ曲がるハンドリング性能、踏んだら踏んだ分だけ加速するエンジンレスポンスなど、ドライバーの感覚に対してとても自然な反応を示します。車としてもっとも基本的な部分のポテンシャルが高い車だと感じています。

──グレードはどういった展開になっているでしょうか。

「420i グラン クーペ」にはスタンダードなグレードと「Mスポーツ」が設定されています。「Mスポーツ」はステアリングパドルのシフト操作によるスポーツ走行が可能となっており、フロント・エプロンやサイド・スカート、リヤ・スカートなど外観も精悍なデザインです。「M440i xDrive グラン クーペ」はハイパワーのエンジンを搭載した上級仕様です。

30~40代のファミリー層のニーズに
マッチした使い勝手の良さが魅力

──デザイン面ではクーペスタイルの形状が特徴的ですね。

クーペフォルムのデザインは、他メーカーの車とは明らかに一線を画すもので、本当に車が好きなお客さまに、とても好評です。また、先代モデルのキドニー・グリルは3シリーズと似た形状だったのに対して、新型の縦長グリルは4シリーズならではのアイデンティティとなっています。セールススタッフとして、おすすめしやすいポイントですね。

──5ドアの形状は使い勝手が良さそうです。

お子さまのいるファミリー層に、とても喜ばれています。「4シリーズ クーペ」は子育てを終えられたご夫婦や、セカンドカーとして購入するお客さまが多かったのですが、「4シリーズ グラン クーペ」は家族で乗るための車として、30~40代のご夫婦に多く選んでいただいていますね。後部座席はお子さまはもちろん、大人でも充分にゆったりできる広さで、ラゲージも広々としています。

──人気の仕様やグレードはどういったものでしょうか。

Yanase BMW 四日市では、「420i グラン クーペ」を購入されたお客さまの全員が「Mスポーツ」を選択されています。当店の場合は車好きのお客さまが多いため、より操作性の高い「Mスポーツ」を選ばれるようです。しなやかで安定したBMWらしい走行感覚が楽しめると、ご家族みなさんからご好評いただいています。

水野貴敬
リアゲート
リアゲートはウインドウを含めて開くため、開口部が広く、大きな荷物も出し入れしやすい。リアシートを倒せば長尺の荷物も積載可能だ。
ゆったりサイズのリアシートには、オートエアコンやオーディオスピーカー、充電用のUSBポートをしっかりと備えている。
ゆったりサイズのリアシートには、オートエアコンやオーディオスピーカー、充電用のUSBポートをしっかりと備えている。
パーキング・アシスト・プラス
「パーキング・アシスト・プラス」は3Dビューやパノラマビュー、サイド・ビュー・カメラやリア・ビュー・カメラなど、さまざまな角度から表示できる。
アンビエント・ライト
ライン状に光る「アンビエント・ライト」。ホワイト、ブルー、オレンジ、ブロンズ、ライラック、グリーンの6色・11パターンから選択可能だ。

最先端のテクノロジーで安全性が向上
ドライバーごとの細かい設定もできる

──仕様面の魅力を教えて下さい。

まず先代モデルに比べて大きく向上したのが、安全性能です。高性能の3点カメラやレーダーなどを組み合わせた予防安全・運転支援システムやストップ&ゴー機能付きのアクティブ・クルーズ・コントロールなど、最新の安全機能を標準で装備しています。

──最新のテクノロジーがふんだんに搭載されているわけですね。

安全装備以外にも、テクノロジーの向上で快適性は大きく進化しました。マルチディスプレイの採用で視認性が大きく向上し、「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」は「オーケー、BMW」と呼びかければ、いつでも応答してくれます。「パーキング・アシスト・プラス」は死角の確認だけでなく、縦列駐車や並列駐車を自動で行うことも可能。直前に走行したルートを記憶し、最大50mまで戻ることのできるリバースアシスト機能も搭載しています。

──ドライバーに合わせた細かい設定も行えるようになりましたね。

ディスプレイはスワイプや指差しのジェスチャーで操作できますし、インパネやドアトリムの「アンビエント・ライト」はカラーを変更可能です。iPhoneをデジタル・キーとして使用することも可能で、ユーザーごとに最高速度の制限を設定することもできるんですよ。

BMWらしさがつまった「いいとこ取り」の1台

──実車を見ると、細部まで高級感が感じられる仕様になっています。

そうですね。この車は19インチのアロイホイールやサイド・サポート付きの「Mスポーツシート」、「harman/kardon」のサラウンド・サウンド・システムなどが装備されています。シートバックやシル・プレートに「M」のロゴがさりげなく入っているのが、おしゃれですね。

──車として必要な性能が詰まった、理想的な1台のように思います。

ダイレクト感があって、挙動の安定性が際立つ走行性能、クーペフォルムでいかにもBMWらしい独特なデザイン、そしてご家族で気持ちよく使用していただける実用性の高さ。「4シリーズ グラン クーペ」は、まさにいいとこ取りの車だと思います。ぜひご来店のうえ、実車をご覧いただきたいですね。

BMW 4シリーズ グラン クーペ
「harman/kardon」のサウンドシステム
「harman/kardon」のサウンドシステムは、出力464Wで9チャンネル・サラウンドの16スピーカーを備え、臨場感あふれる音楽が楽しめる。
Mスポーツシート
ホールド性の高い、オプション装備の「Mスポーツシート」には、ヘッドレスト内のシートバックに「M」のロゴがあしらわれている。
水野貴敬
Yanase BMW 四日市
Yanase BMW 四日市

今回、4シリーズ グラン クーペを紹介してくれた「Yanase BMW 四日市」は、大型商業施設に隣接する国道1号線沿いの好立地にあるBMW正規ディーラーです。

住所
三重県四日市市泊小柳町9-22
TEL
059-349-3330