スクエア、シンプル、パワフル。
GLBのスタイリングは、究極のオフローダーであるGクラスからインスピレーションを受けた印象的なもの。
ボディ前端、後端を短く設計し、さらにグリルやバンパーを垂直にデザインすることで高いオフロード性能を実現しています。
こうした特徴は都市部での扱いやすさにもつながっています。
最新モデルではデザインをさらにスポーティで力強いテイストにブラッシュアップ。ヘッドライトとテールランプの造形もよりシャープな印象を与えるものになりました。
AMGラインを選択することで、ダイヤモンドグリルとシングルルーバーなどスポーティさを強調するデザインとなります。

スクエアで車高の高いスタイルは、室内空間の広さにもつながっています。
全長約4.6mのサイズに3列7人乗車可能なインテリアをパッケージ。
さらに多彩な使い勝手を可能にしているのが2列目シート。140mmの前後スライド機構と8段階のバックレスト角度調整機能を備えていて、後方に動かせば足元が広々としたゆとりの空間を、前方に動かせばラゲッジルームの積載性が向上します。
3列目シートへのアクセスは、2列目シートに備わるレバーによりワンタッチ。3列目にも2列目と同様に安全にチャイルドシートを固定できます。また、3列目は不要時には格納することも可能です。

ラゲッジルームには十分な積載性が用意されていることに加え、細やかな気配りが施されています。
7人フルに乗車した状態でも130Lもの容量が確保されていますし、2列目まで倒せばフラットな床面が現れて最大で1680Lもの空間が出現します。
テールゲート下部にはコート用フックが2箇所、荷室の壁にはバッグ用フックをこちらも2箇所用意。ラゲッジフロアは高さが2段階調整式となっているため、縦に高さが必要な荷物も収納可能となっています。
「EASY-PACK自動開閉式テールゲート」を標準装備しているのもポイントです。
テールゲートのスイッチのほか、リモコンキーのボタンや足をリヤバンパー下部に差し入れするだけで開閉。荷物で手が塞がっているときにも便利です。

最新世代にアップデートされたMBUXも標準搭載されています。
ナビゲーションの目的地入力やハンズフリー通話、音楽選択といった走行中にもよく使う操作が音声認識で可能になるため、利便性と安全性に大きく貢献するメルセデスが誇るインターフェースシステムです。
もちろん画面を直接触っての操作やステアリングホイールにあるタッチコントロールボタンでも操作できるため、ドライバーは自分がやりやすい方法が選べます。
最新世代ではナビゲーションシステムが新しくなり、拡張現実技術を活用したMBUX ARナビゲーションをオプションで用意しています。画面に現実の景色を一部取り込むことで、より直感的に進むべき方向がわかる機能です。

GLBには「インテリジェントドライブ」と呼ばれる安全運転支援システムが採用されていて、安全性を確保しながらドライバーの負担を軽減してくれます。
そのなかでもロングドライブで効果を実感できるのが「アクティブディスタンス・アイスト・ディストロニック」。
先行車を認識して車間距離を調整し、先行する車両が停止すると自車もそれに合わせて停止します。高速道路では30秒以内（一般道は3秒以内）であれば再発進が可能なので、渋滞時の負担が大きく軽減されます。車線や道路標識も監視しており、必要に応じてドライバーに警告を伝えます。

ドライバーのついうっかりもGLBがフォロー。
エンジン停止から一定時間は車両のセンサーが後方死角から近づく車両や自転車を監視。接近している場合はサイドミラーの警告灯で知らせ、ドアを開けようとすると音でも警告します。
また、車両前方に障害物がある状態でドライバーが気がつかずに発進しようとすると、「ドライブアウェイアシスト」が働き、速度を抑えつつドライバーに警告します。
駐車場からバックで出る際に、近づいてくる車両を警告、場合によってはブレーキを作動させ「リアクロストラフィックアラート」も効果的な安全装備です。