Eクラス ステーションワゴンは、これまで長きにわたりラグジュアリーワゴンというカテゴリーをリードしてきました。
高級車としての風格と品格を備え、豊かなライフスタイルに寄り添うマルチパーパスなモデルです。
新型では、安全性能や走行性能といったメルセデスに求められる能力を大幅に引き上げた上で、さらに世界をリードするべく野心的に新機能を取り入れています。
すべてのモデルが電動化を加速させたことで、走行性能はよりスムーズかつ効率的に進化しています。最新世代のMBUXなど先進技術の採用により、より機能的で快適になりました。

鮮やかな表示画面がダッシュボード全面に広がる「MBUXハイパースクリーン」は、自動車の未来を先取りした先進装備です。
高性能タブレットを思わせる美しい表示画面は操作に対するレスポンスに優れ、さまざまな機能にすばやくアクセス。
音声アシスタントによる操作にも対応しており、まるでコンシェルジュに話しかける感覚で扱えます。
操作方法は発話だけでなく、タッチ操作やステアリングに備えられたタッチコントロールボタンなど複数用意。ユーザーは直感的に望む機能にアクセスでき、安全性を損なうことなく運転に集中できます。
また、助手席ディスプレイでもナビゲーションやアプリを独立して操作することが可能です。一定の条件下であれば走行中でも動画サイトを視聴できます。

長距離でも疲れ知らず。それがEクラス ステーションワゴンの伝統。
新型では車両の骨格を鍛え上げ、ノイズや振動の原因を徹底的に対策。長距離、長時間の運転でも快適さを保ち続けます。
貝殻が持つ自然の美しさから着想したシートはマッサージ機能を備え、複数のパターンでドライバーや同乗者を癒します。
ドライバーや同乗者の好みにカスタマイズする機能もさらに洗練されました。
とくに新たに追加された「ルーティン」は非常に便利。特定の日時や場所を指定して、音楽をかけたり車内の環境を整えることができる機能です。たとえば勤務先から帰宅するシーンを登録しておけば、音楽やアンビエントライトなどで直ちにリラックスすることができます。

常に時代の潮流を読み、新しい道を征くクルマだけに、装備も先進的です。
ダッシュボードの上には、オプションでセルフィー&ビデオカメラを設置することも可能。停車した状態であれば、「Zoom」などのアプリを通してオンライン会議に参加することもできるようになりました。
メーター表示は3Dに対応。「3Dコックピットディスプレイ」を選択すれば、特殊なメガネを使用せずとも、立体的なモニター表示が可能になります。
音響システムについても、まさに次元の異なるレベルに到達しています。全車にオプション設定される「Burmester®4Dサラウンドサウンドシステム」は、シートの振動を通じて音楽の表現をさらに拡張。 3次元の豊かな音響にさらにもう1つ次元を加えた4Dサウンドをお届けします。

新型では空間設計を見直すことで、ゆとりあるインテリアと使い勝手のいいラゲッジルームを両立しています。とくに後席は、足元空間にさらなるゆとりが生まれました。
新型Eクラス ステーションワゴンのラゲッジルーム容量は、通常時が615ℓで最大1,830ℓまで拡大可能。従来モデルよりもさらに広くなりました。それでいて、セダンと同様の小回り性能を確保しているのも特徴です。
リアシートを畳まない状態でもゴルフバック3個を搭載可能です。リアシートの折りたたみ操作は電動で、シーンに合わせて個別に折りたたむことができます。
テールゲートは「EASY-PACK」を標準装備し、キーや運転席ドアのスイッチ、またはテールゲートのボタンを押すだけで開閉できます。

メルセデスが磨き上げてきた自動運転技術の結晶でもある「インテリジェントドライブ」。
カメラとレーダーセンサーが運転手を常にケア、高い安全性を実現しながらドライブによる疲労を軽減する安全運転支援システムです。
高速道路では、ドライバーがステアリングを適切に握っていれば、先行車を検知してスムーズに追従しながら車線もキープ。高速道路での渋滞時には、停止から30秒以内に先行車が発進した場合は、ドライバーがアクセルを操作せずとも再発進します。

事故を未然に防ぐための機能は、さらに充実しています。
衝突の危険に対する検知能力が高まり、より多くのシチュエーションに対応。緊急回避補助システムがドライバーのステアリング操作をアシストし、回避後の車線復帰についてもサポートを行います。
死角を補助するアクティブブラインドスポットアシストも進化しています。走行時だけでなく、停車時にも後方から近づく車両や歩行者をセンサーが感知。警告表示灯を赤く点灯させて、リスクを伝えます。