タイヤをボディの4隅に配置することで、居住空間を最大限に確保した機能的なパッケージング。それを「プログレッシブ・ラグジュアリー」というコンセプトでまとめ上げた、先進的で洗練されたプロポーションがEQBの魅力。フロントマスクには、中央にスターマークが輝くブラックパネルグリルを採用。フルLEDヘッドライトを、水平に伸びる光ファイバーのデイタイムランニングライトの帯がつなげ、ひと目でEQシリーズであることを識別できるデザインとなっています。

コンパクトな車体にも関わらずくつろぎを感じられる室内空間。2列目シートは、140mmもの前後スライド機構を備えており、乗員のためにスペースを広げたり、席を前にスライドさせて荷物の積載性を向上させるなど、多彩なライフスタイルに対応します。3列目は、身長165cmまでの乗員が2名可能。2列目と3列目は、ISOFIX対応固定装置およびトップテザーアンカー（固定ポイント）により、最大4つのチャイルドセーフティシートを取り付けることができます。

前輪を駆動する「EQB250」と、前後にモーターを搭載し四輪駆動を実現する「EQB350 4MATIC」の2モデルをご用意しました。EQBは、航続距離を伸ばすために、大型のバッテリーを採用するだけではなく、効率的な回生制御を採用しています。回生ブレーキは4段階の手動設定が可能で、前走車との車間距離、登坂・降坂などの道路状況などを加味し、最適な強度の回生ブレーキを提供するAUTOモードも用意しています。

EQBには、電気自動車ならではのカーライフを、より安心して快適に過ごしていただくために、Mercedes me connectにも専用プログラムが用意されます。
「Electric intelligence ナビゲーション」は、目的地を入力すると、ルート上の勾配や車両の充電状況や気温情報などのデータを総合的に判断。どこで充電すべきかも含めた適切なルートを案内します。充電ステーションの情報をナビゲーション上に表示できるのも便利です。また、出発時刻に合わせて事前に車内の温度を調整しておくことで、エアコン利用による電力消費を抑える機能など、電気自動車のある生活をサポートしてくれる機能が備わっています。

EQBが採用しているアクティブブレーキアシストは、車両や歩行者、そして自転車や路上の物体といった多くの危険を感知し、事故を未然に防ぎます。交差点での車両飛び出しにも対応したり、ステアリングによる回避操作をサポートしたりと、より実際の状況に即した、実行力のある安全装備となっています。

ドライバーが意図しない、うっかりミスもカバー。ドライブアウェイアシストは、車両の前方もしくは後方1m以内に障害物があり、その方向に進むギアを選んだ場合、アクセルを強く踏んでも車速を時速2kmに制限、音により誤操作の可能性を警告します。車両を上から見下ろすような高解像度の360°カメラシステムとあわせて、日常的な安全性を高めてくれます。