夏のドライブに持っておきたいサングラス選びのポイント
2021夏のドライブに
持っておきたいサングラス
太陽がフロントガラスを明るく照らし、青空も高く広く感じる季節がやってきました。そんな夏のドライブ、忘れずに出かけたいのがサングラス。実用的に、またお洒落な小物として、愛車に常備しておきたいもののひとつです。ここではドライバーの安全を配慮しながら、クルマを降りてからでも快適な時間を過ごせる、ファッション性と視認性に優れたサングラスをご紹介します。
- 2021年07月29日


丸みを帯びた逆三角形のフォルムが特徴。名前の由来は諸説ありますが、1950年代のアメリカ・ボストンで流行ったからという説が有力とされています。柔らかで知的な雰囲気が生まれる点において、時代の気分、現代のファッションスタイルとの相性は抜群です。また、ラウンドシェイプの玉型から、顔の大小や形によるフィッティングの差が出にくいところも長寿の理由ともいわれています。

少し丸みのある四角形で、逆台形型のフォルムが特徴。もはや眼鏡やサングラスにおいての定番の存在といえます。高い支持を集める理由は、顔馴染みがよく、年齢や性別、シーンを問わないオールマイティさにあります。バリエーションも豊富なので、誰にでもしっくりするものが見つかるでしょう。そして、コーディネートにアクセントをつけたいときにも便利です。

リムの上部に、プラスチックなどのパーツが眉毛のように配置され、主にプラスチックとメタルのコンビネーションのフレームを指します。1950~1960年代のアメリカで知識層や富裕層を中心に愛用されたことから、インテリ層のためのフレームというイメージが強く広まったようです。近年人気が復活してからは、クラシックフレームの代表としてサングラスとしても活用されることが増えています。
この夏にオススメなのはクラシックなデザインでハイテク素材の組み合わせの一本です。
サングラスに限らず、アイウエアのデザインはそれこそ千差万別。時代によっても変遷がありますし、ファッションの流行とも密接に連携しています。さらに、自分の顔形に似合う、似合わないもありますから、サングラスやアイウエア選びというのはなかなか難しいものです。一方でサングラスを含むアイウエアは視力矯正器具でもあり、そのレンズは最新のテクノロジーの凝縮でもあります。特に下でもご紹介している偏光レンズの技術は驚くほどの進化です。
このようにサングラスは、ファッション的な流行と、視力補正器具としての技術の賜物と見ることもできるのです。
そんなサングラスで今注目されているのが「クラシック」。いわゆるベーシックなモデルです。ファッションでは80年代回帰などと言われていますが、サングラスのトレンドも奇抜な新しさではなく、ベーシックとも言えるクラシカルなモデルが注目されているようです。そこに最新テクノロジーが加わることで、見た目はベーシックですが、機能は最新というモデルが多くリリースされています。さらにクラシックなサングラスはその存在が際立ちすぎることもなく、普段あまりサングラスをかけ慣れていない方や、ちょっとキザに見えるんじゃないかという方にオススメです。
時代を超えて愛されるクラシックの魅力とは?
サングラスにおけるクラシックなタイプには、「ボストン」「ウエリントン」「サーモント」などがあります。どのフォルムも半世紀以上前にデザインされており、その名前は知らなくても誰もがサングラスと聞いて思い描くものばかり。
クラシックなサングラスは、長い歴史の中で万人に愛されてきました。つまり、誰にでも似合うものが見つかりやすいということ。一般的に、似合いやすいサングラスとは、眉の形とフレーム上部の形状が近しいものとされています。
クラシックなフォルムは普遍的な存在なので、気に入ったものが見つかったら長く愛用することができるのも魅力です。
コンソールボックスからいつものサングラスを取り出し、慣れた手つきでメルセデスのステアリングを握る。そのままサングラスを身に着け、目的地では颯爽と観光やスポーツを楽しむ。そんな所作もまた、ドライバーのクラシックとなり洗練されていくことでしょう。

意外に知られていないアイウエアのサイズの見方
サングラスに限らずアイウエア全般に共通しているのがサイズ表記です。レンズが固定式のものだったり、安価でレンズの交換ができないものはその限りではありませんが、基本的にテンプルと呼ばれる耳にかける部分の内側に世界共通の表記記号として記されています。例えば「54□17-145」と書かれている場合、54はレンズの直径、17はブリッジ(眉間の部分)の距離(左右レンズの距離)、145はテンプルの長さを示し、単位はすべてミリ表記となっています。
例えば自分の今かけているサングラスのサイズが少し小さいようなら、レンズの直径を少し大きく、ブリッジの距離も少し広いものにしてみてはどうでしょうか?また、長時間かけていると耳が痛い場合は、テンプルを少し長いものにしてみる、などの指標にもなるはずです。

レンズを知れば、視界はより快適になる
紫外線を防ぐという点では、実はレンズの色の濃さは関係ありません。濃すぎるレンズは、トンネルなど急に暗いところに入ると見えづらくなったりもします。また、最近は濃すぎないレンズがファッショントレンドのひとつでもあるので、淡い色やグラデーションのあるものを選ぶのがいいでしょう。
プラスαの機能としては、調光レンズや偏光レンズというものがあります。調光レンズとは、紫外線や可視光線に反応してカラーの濃淡が変化するもの。それらの光が多いほど濃くなり、少ないほど薄くなります。したがって、一日中ラクにかけ続けることができます。
一方、偏光レンズは光の乱反射を防ぎ、一定方向の光だけを通す特殊なフィルターが挟み込まれています。そのため、太陽が降り注いでいる路面や水面、ゴルフ場の芝面などでも、クリアで快適な視野が確保されます。
サングラスをしてお出かけしよう
サングラスの基本知識がわかったら、あとは快適で安全なドライブをして目的地でエンジョイするだけ。レンズの機能に合わせて、シーンごとにサングラスを変えるというのも有効です。
海へ、山へ、街へと、いつもとは違った景色を感じたくなる開放的な夏。時代に左右されないクラシックなサングラスを身につけながら、しっかりと紫外線や可視光線をカットして快適なドライブを楽しんでください。

「Eyevol(アイヴォル)」は“着る眼鏡”をコンセプトに掲げる「EYEVAN」から誕生し、瞬く間に年齢性別を問わず幅広い層から支持されるブランドへと昇り詰めた注目のブランド。人気の秘密は着けやすいクラシックなデザインと、独自の素材が可能にした抜群のフィット感。こちらはメルセデスとのコラボレーションモデルで、マットブラックのカラーが特徴の一本です。


価格:26,400円(税込)
お求め、お問合わせはお近くのヤナセ ショウルームまで

グレーのレンズを装備したサーモントタイプ。リムはもちろんブロー部分も、汗に強く軽量なチタンで作られています。テンプルにあるロゴにはクリアの七宝が施され、さりげない高級感があり、落ち着いた大人の印象を与えてくれます。今回掲載しているアイテムの中では最も上品でクラシックな印象のモデルなので、爽快感あるカブリオレには大人の落ち着きを演出する上でも最適なモデルです。


価格:オープン価格
お問合わせ:アイテック眼鏡事業部
0778-52-3382

特殊色素をレンズに練り込むことで、緑色が映えて見える特性のイーグルヴューレンズ(偏光レンズ)採用のウエリントン型。芝目がよく見えるためゴルフでの着用に最適です。テンプルやリムは軽量で柔軟性・弾力性もあり、フィット感も抜群です。スポーツの際はノーズパッドやモダン(耳にかかるところ)部分に滑り止めが付いているものだと、汗をかいても滑りにくくなります。メルセデス・ベンツGLEやGクラスのようなSUVモデル&スポーツモデルのグローブボックスにそれらスポーツサングラスがあると、ドライブからあらゆるアクティビティに便利な一本となりそうです。


価格:13,200円(税込)
お問合わせ:デサントジャパンお客様相談室
0120-46-0310

カーボン調のセルフロントに、適度な弾力性があるチタンのテンプルを合わせたボストン型。ヨロイ部分にはブランドカラーであるレッドを用いたロゴを配しており、絶妙なアクセントになっています。軽量でかけ心地も快適です。クラシックな面持ちでありながら、ハイテクを集積させたこんな一本は、ぜひメルセデスAMGのようなハイパフォーマンスモデルで愛用してください。


価格:22,000円(税込)
お問合わせ:デリーゴジャパン
03-6661-9266

乱反射の光を偏光フィルターでカットすることで、鮮明でクリアな視界を確保する偏光レンズを装備したウエリントン型。テンプルは柔軟性・弾力性のあるナイロン系樹脂で、顔の形に沿うようにカーブされフィット感を高めています。また、リムは軽量で弾力性が高く、耐衝撃性にも優れているなど日常着用も推奨するオールラウンドタイプです。


価格:9,900円(税込)
お問合わせ:デサントジャパンお客様相談室
0120-46-0310