INTERVIEW 小野雅史さん(サッカー選手・大宮アルディージャ)

サッカー漬けの毎日から
メルセデスが憧れに

ヤナセで販売されるすべてのメルセデス・ベンツには、お客様の数だけの「ドラマ」と「想い」が存在しているはずです。人は何を想ってメルセデスを手に入れ、そのステアリングホイールを握るのでしょうか? このコーナーでは、メルセデスオーナーたちのさまざまな「想い」を探っていきます。第1回となる今回はJリーグ「大宮アルディージャ」で活躍中のサッカー選手、小野雅史さんです。

  • 2021年07月21日
【イメージ】メイン

愛車のCLAシューティングブレークはサッカーが上手くなりたいという、モチベーションです

5歳でサッカーボールを蹴りはじめ、小学生になると「大宮アルディージャジュニア」に入団。

以降、同クラブのJr.ユース(U-15)とユース(U-18)を経て明治大学に進学。同大サッカー部で総理大臣杯優勝に貢献したのち、卒業と同時に大宮アルディージャのトップチームとプロ契約を結んだミッドフィールダー。

……といった経歴から容易に想像できるとおり、プロ入り前の小野雅史選手は「とにかくサッカー漬けの毎日」を送っていたせいか、クルマに興味を持つ暇もなかった。

「もちろん『あのクルマ、カッコいいな』なんて思う瞬間がなかったわけではありません。でも、まずは目の前の“サッカーを上手くなる”という課題でいっぱいいっぱいだったので、正直、クルマというものがあまり視界に入ってなかったんですよね」

そんなサッカー少年がプロのサッカー青年となり、充実した施設を擁する大宮アルディージャトップチームの練習場に行ってみると、その駐車場に停められていた先輩選手たちのメルセデス・ベンツやBMWなどが、ある意味初めて視界に入ってきた。

「『輸入車ってカッコいい!』と思ったのと同時に、『プロで頑張れば、結果を出せば、あれに乗れるんだな……』と思い、それまでよりもさらにモチベーションが湧いてきたんです」

正式入団早々の2019年3月30日には、リーグ戦第6節の対V・ファーレン長崎戦でトップチーム初出場を果たした。その後もチームの寮から練習場へは先輩のクルマに同乗させてもらいながら、サッカーに励んだ。

そして同年夏、ついに「メルセデス」を手に入れた。

【イメージ】INTERVIEW 小野雅史さん(サッカー選手・大宮アルディージャ)
【イメージ】INTERVIEW 小野雅史さん(サッカー選手・大宮アルディージャ)

ひと目惚れから、ついに手に入れたメルセデス

「買う前はいろいろ悩んだんですよ。第1希望はメルセデスでしたが、『とはいえBMWもいいかも?』なんて思ってましたし。でも、チームスタッフの人に勧められヤナセ所沢支店まで実際に見に行ってみたら……ひと目惚れしてしまったんですよね」

小野選手がひと目惚れしたメルセデスは、CLA 180 Shooting Brake。ボディカラーはマウンテングレーだった。

「まずは“ベンツ”というブランドにそもそも強い憧れがありましたし、それに加えてCLAシューティングブレークの、得も言われぬニュアンスのお尻にグッときました。さらにこのマウンテングレーという色も、一般的なホワイトやブラック以上に、僕には途轍もなくカッコよく感じられたんです。で、もう『これだ、これしかない!』という感じで(笑)、買わせていただくことになりました」

23歳の誕生日に納車となって以来約2年、マウンテングレーのCLA 180 Shooting Brakeは小野選手の大切な相棒として、活躍を続けてくれている。

「といってもシーズン中は週に1日しか休みはありませんし、オフシーズンもキャンプがありますので、まとまった休みが取れるのはシーズン終了直後の2週間ぐらいしかないんです。そのため、CLAシューティングブレークに乗るのは主に『サッカーのための移動手段として』という感じなのですが」

試合がない日は、自宅から練習場までの足として。ホーム・アウェイにかかわらず試合がある日は、チームとしての集合場所までの足として、小野雅史選手はこのクルマを使っている。

【イメージ】INTERVIEW 小野雅史さん(サッカー選手・大宮アルディージャ)
【イメージ】INTERVIEW 小野雅史さん(サッカー選手・大宮アルディージャ)

メルセデスにはものすごいパワーをもらってるんです

「ドライブ中には変態紳士クラブのYOKAZEをよく聴いています。オーディオの音質も素晴らしいし、乗り心地最高です。だから、どうしたって緊張が伴う試合前も、メルセデスに乗ればリラックスできます。そしてクタクタになった試合後もメルセデスだからこそ、ゆったりとした気分と身体で家まで帰ることができるんです。……でもそれ以上に“モチベーション”という部分で、CLA シューティングブレークは僕にとって大切な役割を果たしてくれていると思っています」

どういうことか?

「やはりメルセデス・ベンツというのは、クルマの中では“世界最高峰のブランド”じゃないですか? プロのサッカー選手としてそれに乗っているからには、それに見合うだけのプレーや活躍をしないわけにはいきません。クルマは立派だけど、サッカー選手としては……みたいな状態は恥ずかしいですからね。まぁ端的に言いますと『……オレ、頑張らなきゃ!』みたいな感じで(笑)、メルセデスにはものすごいパワーをもらってるんですよ」

少年時代、あるいは大学時代と変わらぬ「サッカー漬けの毎日」を送っているため、小野選手は依然として「カーマニア」ではない。クルマについての詳しいことを、クルマ雑誌を熟読しているタイプの人のように知っているわけではない。

だがしかし、「サッカー選手」と「クルマ」とでジャンルは異なれど、ともに「最高峰を希求する者」として、小野雅史選手とメルセデス・ベンツとは相通じているのだろう。どこか、深い部分において。

(文/伊達軍曹 撮影/阿部昌也)

【小野選手プロフィール】
小野雅史
1996年埼玉県出身。5歳の頃よりサッカーをはじめ、小学生のときに大宮アルディージャの下部組織(大宮アルディージャジュニア)に入団。以降、同クラブJr.ユース、ユースと順調にステップアップし、U-17日本代表にも選出される。高校卒業後は明治大学に進学し、同大学サッカー部の中心選手として活躍。そして2019年、大宮アルディージャトップチームとプロ契約を締結。現在、チームの中心的なミッドフィールダーとして活躍中。

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