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Mercedes-Benz Compact Cars2020/10/9

多彩に揃った
メルセデスのコンパクト。
ベストチョイスはどれだ?

1世紀を超える長い歴史を持つメルセデス・ベンツ。最新テクノロジーと独創的なアイデアによる先進の安全性で知られているが、多彩なラインアップも魅力のひとつ。その中から、日本の道路事情にマッチした人気のコンパクト、Aクラス、Aクラスセダン、Bクラス、CLA、CLAシューティングブレーク、GLA、GLBをヤナセ編集部がイッキ乗りしてみた。

A-Class A-Class

A-ClassA 180 style

クルマとしての完成度が高い
Aクラス。

コンパクトのエントリーモデルともいえるAクラスは、現行のW177が18年10月に日本デビュー。TVコマーシャルや雑誌などで、新しいマルチメディアシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)」が取り上げられ、「新しいね」、「簡単そうだ」と大いに話題となった。その先進性に驚いたが、それをフラッグシップのSクラスや圧倒的な販売台数を誇るCクラスに先駆けてAクラスで採用になったことに強い衝撃を受けた。それだけメルセデスが、このAクラスを重要視しているという証だ。だから、安全運転支援システムをはじめ、最新テクノロジーが多数搭載されており、コンパクトといえどクルマとしての完成度は高い。

A-Class

試乗したのは、A 180 Style。装備に関してはカタログなどを参考にしてもらうとして、エンジンは完全新設計の1.4リッター直4直噴ターボを搭載。旧型の1.6リッターからダウンサイジングされたにも関わらず、それを凌ぐ最高出力136PS/最大トルク200Nmを発揮する。スポーツコンパクトというだけあって、走りは軽快。ストップ&ゴーの多い市街地でも出足はいい。しかし、そのスポーツさを実感できるのは高速道路だ。136PSという最高出力の割に走りがスムーズ。加速が思いのほかスムーズだからより大排気量のクルマにも臆することはないし、軽いから動きが機敏で小気味いい。撮影が終わった逗子からヤナセ本社のある芝浦まで、退屈することなく走り切ってしまった。扱いやすいサイズで使い勝手もいいAクラスは、コンパクトのエントリーモデルでありながら完成度の高い1台といえる。

A-Class Sedan A-Class Sedan

A-Class SedanA 250 4MATIC Sedan

コンパクトにフォーマルさを
融合したAクラスセダン。

Aクラスセダンは、昨年7月にAクラスのバリエーションとしてデビューしたばかりの「新顔」だ。ハッチバックのAクラスのリアオーバーハングを125mmストレッチして、独立したトランクが設けられているのが特徴。リアの形状が異なるので、テールランプのデザインも専用設計になっている。コンパクトカーでありながらそのフォーマルな佇まいは、さすがメルセデスと言わざるを得ない。運転席に座ってすぐに、開放感のあるゆとりを感じた。このクルマの前に乗ったCLAシューティングブレークと比べて、ウインドウが広く、ヘッドクリアランスも余裕があるからだろう。家族で乗るとしたら、これぐらいのゆとりは欲しい。

A-Class Sedan

よく見るとダッシュボードに「Edition 1」の文字がレイアウトされている。どうやらこのクルマは、Aクラスセダン導入時に発売された記念限定車だ。A 250 4MATICセダンをベースに、ポーラホワイトのボディカラーや19インチのスポークアルミホイール、レーダーセーフティパッケージなどの特別装備が設定されている。エンジンはM260と呼ばれる2リッター直列4気筒直噴ターボエンジンだ。最高出力224PS/最大トルク350Nmとパワフルだが、可変トルク配分型の四輪駆動システムの4MATICも採用されているので、路面状況にかかわらず安心してアクセルを踏み込むことができる。当日はこのような予備知識なしに試乗したが、伸びのある加速に感心。路面のうねりを乗り越えるときのスタビリティもいい。高速道路やワインディングでもストレスなく楽しませてくれた。家族も心地よく、ドライバーも退屈しないAクラスセダンは、“みんなにちょうどいい1台”だろう。

B-Class B-Class

B-ClassB 180

ゆとりある室内と
高い実用性を誇るBクラス。

Aクラスセダンも室内にゆとりがあったが、それ以上だったのがBクラスだ。シートに座った瞬間、「あっ、広い」と感じた。実は、全長/全幅/ホイールベースは、Aクラスとほぼ同じ。でも、全高が違うのだ、Aクラスの1,420mmに対し、Bクラスは1,550mmと、130mmも高い。これは室内スペースに大いに影響しており、特にヘッドクリアランスに余裕がある。だから、ゆとりを感じたのだ。普通のカフェより、天井の高いカフェの居心地がいいのと同じだろう。Aクラスに比べてシート位置が90mmも高められており、視界も良好。見晴らしがいいと運転も楽だ。

B-Class

試乗したのはB 180というグレード。エンジンは1.4リッター直4直噴ターボエンジンで、最高出力136PS/最大トルク200Nmを発揮する。目を見張る数値ではないが必要十分なパワーで、7速ATと相まって加速はスムーズだ。ただ、コンパクトなミニバンタイプのBクラスに走りを求めるのは野暮なこと。このクルマは実用性重視なのだ。大人4人がゆったり乗れて、ラゲッジルームも大容量。最大1,540リットル(VDA方式)となっているほか、EASY-PACK自動開閉テールゲートやフットトランクオープナーなど、荷物を積み込みやすくなっている。収納スペースも多く設けられており、なんと、バックミラー手前にはサングラスケースもある。Bクラスは、かゆいところに手が届く、使い勝手抜群のコンパクトだ。

チャート画像
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●:今回試乗した車両

※ボディサイズ及び車両重量の数値は、今回試乗した車両のものです。オプションや仕様により異なる場合があります。

※ラインアップは2020年9月現在のものです。

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