この日の撮影場所となったのは東京・青山にあるステーキハウスのエントランス。現場に集合した2人はヘアメイクに取り掛かりつつ、「こういうレストランに、メルセデスで来られたらいいよなぁ」と撮影のシチュエーションを羨みながら準備を進める。数日前から天気予報は雨模様で、準備中には小雨が降り始めていたにもかかわらず、2人が準備を終える頃には空は明るくなっていた。Mercedes-AMG GLB 35 4MATICのエクステリアにフォーカスした撮影から始まり、2人にとっても待望の車内へ。

「乗った瞬間に“さすがメルセデスだな”というワクワク感がありますよね。ドアを開ける瞬間の音、閉めたときに重厚感、そのすべてに男心をくすぐられました」と曽野さんが車に乗り込んだ瞬間の印象を話せば、山中さんは「僕はもともとSUV が好きなので、GLBは前から知っていましたし、街中で見かけるたびにカッコいいなと思っていました。今日は実際に乗れると聞いていたので、とても楽しみにしていました」

ともに2000年代生まれで20代前半の2人は、「若者の車離れ」が叫ばれるなかでも『車は好きで普段も乗る』という。どんなシーンで車に乗ることが多いのかを尋ねると、「家具が好きで、椅子やテーブルを探すときに車を使うことが多いです」と曽野さん。山中さんは「これは願望になってしまうのですが、犬を飼っているので、犬と一緒にドライブをしてみたいです」

撮影では山中さんが運転席に、そして曽野さんは助手席へ。そこで曽野さんが意外な発言を…。

「運転席が一番好きだと自分でも思っていたんですけど、最近久しぶりに助手席に座る機会があって。そのときに気がついたのは、助手席ってワクワクするということ。運転をしないから力むこともないし、『ここを左』みたいに指示も出せる（笑）。それに音楽も自分好みの曲を選べるじゃないですか。もしかしたら特等席は助手席なのかな…」

その話を聞きながら笑っていた山中さん。「それは分かる。運転は大好きだけど、運転しない気楽なドライブも楽しいよね。僕はすぐに寝ちゃうので助手席だと気まずいことが多くて（笑）。運転席の後ろでこっそり寝るのが好きです」

運転することはもちろん、運転をせずとも車がある、というライフスタイルを満喫している2人。山中さんに、メルセデス・ベンツに抱いていたイメージを聞いてみる。

「地元で仲の良かった友達のお父さんがお医者さんで。その人が地元で唯一のメルセデスオーナー。それがもうカッコよくて。たしかセダン型だったのですが、こういう車に乗れる大人になりたいと幼心に憧れました」

12月に入ると街は一気に年末ムード。冬のドライブでは、どんな曲をBGMに車を走らせようと考えているのだろう。

「僕は霜降り明星さんの番組など、ラジオやPodcastをかけていることが多いです。これからホリデーシーズンに入って気分を盛り上げていきたいっていうときには、僕たちM!LKの『リンガベル』をぜひかけてほしいですね」と曽野さん。

「僕たちの曲の中で唯一のクリスマスソングなので、ぜひ聞いてほしい。そして僕からはもう１曲。『秘密のパレード ～誰もいない夢の街で～』というソロ名義の曲をリリースしたのですが、これが冬にぴったりの曲になっているのでぜひこれからの季節に車内で流して欲しいです！」とは、12月23日に誕生日を迎える山中さん。

それぞれが俳優として活躍しながら、ともに活動するM!LKの楽曲やソロ名義の楽曲をオススメしてくれたところでインタビューを終えると、「今日魅力を知ってしまったことで、ベンツ沼にハマって抜けられない気がする」と2人で笑い合いながら現場を後にした。

2001年生まれ、栃木県出身。ドラマ『高嶺の花』で俳優デビュー。その後もドラマ『飴色パラドックス』（W主演）、『ブラザー・トラップ』、『初めましてこんにちは、離婚してください』、『最期の授業-生き残った者だけが卒業-』、映画『静かなるドン2』、映画『あたしの！』などの数多くの話題作に立て続けに出演している。5人組ダンスボーカルユニット『M!LK』 としても活動中。

2002年生まれ、三重県出身。俳優としてドラマ『スメルズライクグリーンスピリット』、『コスメティック・プレイラバー』、『佐原先生と土岐くん』など数々の作品に出演。 2022年には日本テレビZIP! 『ベラベラENGLISH 星星the Teacher 』レギュラーに抜擢され、朝の顔としても注目を集めている。5人組ダンスボーカルユニット「M!LK」としても活動中。