自分の車を持つことは
憧れであり、ロマンも感じる

山田杏奈 meets YANASE Vol.2

今年開催された第48回日本アカデミー賞で、優秀助演女優賞・新人俳優賞をW受賞し、実力派俳優としての存在感を増している山田杏奈さん。多忙を極める日々のなか、現場間の移動や遠出ロケなど、仕事において車は欠かせない存在です。Vol.2では、車内での過ごし方や車にまつわるエピソードにフォーカスしつつ、これからの季節にBMW X7で出かけたい場所についても想いを巡らせてもらいました。

  • 2025年09月26日
  • Photos:Masaki Miyashita <hannah>
  • Video:Yusuke Kaji
  • Hair & Makeup:Fumi Suganaga
  • Styling:Natsumi Sato
  • Text:Yuka Sakamoto
  • Direction:Dai Iwaya
  • ヤナセ 公式Instagram
  • YANASE Official YouTube
Anna Yamada meets YANASE

BMWは生き様が美しく
自立した女性が似合うブランド

Vol.1では、BMW X7の魅力を等身大の言葉で語ってくれた山田杏奈さん。今回のシューティングを終えて「やっぱりマイカーを持つっていいな、と思いました」と話す。

「自分の車を持つことを現実的に考えられていなかったのですが、今日の撮影を経て、いつかは手に入れたいと思いました。カッコいい一台をマイカーとして所有できるのはロマンがあるし、また一歩、人として自立できる気がしています」

“駆け抜ける歓び”をスローガンにしているBMW。若年層の車離れが叫ばれる中でも、永遠の憧れとしてブランドの魅力を発信し続けている。

「BMWはおしゃれでスマートな大人が乗っている印象。派手ではなく、静かなカッコよさがあるところにも惹かれます。生き様が美しく、自立した女性が似合うブランドだと思いました」

車の中は周りに気兼ねなく
深い話ができる貴重な場所

仕事柄、普段はほとんどが車移動。車内での過ごし方を尋ねると、意外なエピソードを教えてくれた。

「ぶつぶつひとりでセリフを声に出して練習しても周りを気にしなくていいので、台本を覚える時間に充てることが多いです。移動中の車内は、緊張感のある現場とリラックスした自宅のちょうど中間のような空間。仕事のタスクを済ませることもあるし、寄り道してお酒を買い、ゆったりとした気持ちで帰る日も。運転してくださる方に感謝しながらリラックスさせてもらうこともあって、すごくいい時間になっています」

撮影現場では、車が控室代わり。車内でリフレッシュすることで、さらにモチベーションが上がるそう。

「気が張っている撮影中に、少しだけ気が休まる場所としても車は貴重。どこにいてもプライベートな空間が作れるので、マネージャーさんとじっくり話す場としても重宝しています。車に乗っているときに大事な話を思い出すこともあるので、家族や友人と深く語り合える場所でもあります」

幼い頃の記憶には、父親の運転でアクティブに出かけた思い出がたくさん。現在の生活で自ら運転することは少ないものの、運転免許を取得してから、改めて父の偉大さを感じている。

「父の運転でスキーや海、キャンプなど、いろんなところに連れて行ってもらいました。早朝や深夜の長距離運転も父がひとりで担当。自分が免許を取得して運転の大変さを知った今、改めて父のありがたさを感じています。これからは、私もドライバーのひとりとして寄り添えたらと思っています」

“運転”という選択肢が増えることで行動範囲も広がる。山田さんがBMW X7で実際に出掛けたいところは?

「どんな荷物でも余裕を持って詰めそうなので、大きい家具や観葉植物を探しにインテリアショップ巡りがしたいです。タフで頼もしさもある車なので、御殿場のアウトレットまで遠出して、ご当地の美味しいものを食べてスーパー銭湯に寄って帰ってくる、というゴールデンコースもいいなぁ。どんどん想像が膨らんできます(笑)」

評価には左右されない
スタンスを大事にしています

主演映画の公開が控え、10月からは連ドラにも出演。活躍の場が広がる中で、周りからの評価はどう捉えているのだろう。

「いい評価は、感謝しながら受け入れます。悪い評価は聞いても忘れちゃうタイプです。この仕事は求めてもらえないと成立しないし、時代や作品にハマるかどうかもすごく大きい。期待しすぎても思い通りにならないこともたくさんあるし、逆に思いがけないところでうれしい反応をもらえることもある。自分ではコントロールできない部分もあるので、周りの声に右往左往しすぎないスタンスも大事にしています」

長く続けてきたからこそ、自分なりに“評価との向き合い方”を見極めている山田さん。最後に、この先の俳優人生で叶えたいことを聞いた。

「続けることが大変なので、俳優の仕事を長く続けられているだけでありがたいと思っています。賞をいただくことも、作品が評価されることもとてもうれしいですが、そこに固執することなく、作品に誠実に関わっていきたい。クレジットに自分の名前が載るということは自分の存在を証明することでもあるから、映像になる部分はもちろん、そうではない場所でも責任を持って携わっていきたいです」

ビスチェ、スカート各¥45,100/SATORU SASAKI イヤーカフ¥23,000 リング¥35,000 バングル¥62,000/以上LORO シューズはスタイリスト私物

山田杏奈

2001年、埼玉県出身。2011年、「ちゃおガール2011☆オーディション」でグランプリに選ばれ、芸能活動を始める。2013年にドラマデビュー。2019年には、映画『小さな恋のうた』で、第41回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞した。また、今年の第48回日本アカデミー賞では、映画『正体』にて優秀助演女優賞、『ゴールデンカムイ』、『正体』の2作品で新人俳優賞を受賞。近年の主な出演作は、映画『山女』、『ゴールデンカムイ』、『正体』、日本テレビ『ゼイチョー~『払えない』にはワケがある~』、NHK『リラの花咲くけものみち』など。待機作に、長尾謙杜とダブル主演を務める『恋に至る病』(2025年10月24日公開予定)、主演作『NEW GROUP』(2026年公開予定)がある。また、10月から放送開始のテレビ東京『シナントロープ』にも出演。

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