フレッシュでエレガント。多彩な要素が詰まったカラーリングが魅力
長くフラットなフロントフード、シャープに傾斜したフロントウインドウ、リアに向かうゆるやかなルーフライン。初代911のデザインを継承する、PORSCHE 911 Carrera GTS。今回登場するのは、より華やかな存在感を放つイエロー。まずは、この車の第一印象から尋ねた。

「印象的だったのはカラーリングです。スポーティかつフレッシュで、アクティブな若者っぽさがあると思いきや、よくよく見ると、大人っぽいエレガントさもある。いろんな要素が詰まっていて、一言では言い表せない色味が魅力的でした」
撮影衣装を決める際には、「ボディカラーが映える色がいいですよね」と吟味しながらフィッティング。
「光の当たり具合によって見え方が変わるところにも惹かれました。街中でこの車が停まっているのを見たら、とても目を惹くと思います」
プレミアムスポーツカーの代名詞と称されるPORSCHE 911。中川さんが“ポルシェ”というブランドに抱くイメージは?
「やっぱりラグジュアリーで大人なイメージ。今回一緒に並んで撮影をしたり、実際に運転もさせてもらって改めて憧れの車がくれる高揚感を実感しました」

ラジオを聴きながらのひとり運転は今と繋がれる貴重な時間
16歳でバイク、18歳で自動車の免許を取得。運転への憧れは幼少期に遡る。
「祖父や父が運転する車の助手席に乗ることが多かったので、自分も早く運転したいという気持ちが強くありました。特に祖父が乗っていた大きい車は憧れでしたね。子どもの頃は家族でキャンプに行くことが多く、ドライブスルーに寄って車でごはんを食べたり、車中泊をした思い出がたくさんあります。単なる移動手段としてではなく、車を駆使してアクティブに楽しむ家族のスタイルは今の自分にも繋がっています」


ゴルフや釣りをはじめ、車と紐づくアウトドアな趣味の持ち主でマイカーはライフスタイルに欠かせない。多忙なスケジュールの合間を縫って、早朝から郊外のゴルフ場へ向かうことも多い。
「運転は好きな方だと思います。日常的に乗りますし、車があることで出掛けられる範囲も広がる。思い立ったらどこにでも行けるワクワク感は今でもあるし、運転はリフレッシュにもなります。家族や友達とワイワイするのも楽しいですが、パーソナルな空間でラジオを聴きながらひとりでドライブする時間も好きです」
運転中はラジオから流れるトークや音楽を楽しんでいる。
「撮影に没頭していたり、スタジオに長時間こもりっぱなしでいると、季節や曜日感覚がないまま、気がついたら時間が流れていることも多いんです。車に乗って移り変わる景色を見ながらラジオに耳を傾けると、季節を感じられるし、新たなアーティストとの出会いもある。世の中の流れをキャッチできて、今と繋がれる貴重な時間でもあります」
リフレッシュやインプット。単なる移動を超えたスイッチにもなっている中川さんの運転時間。ひとりドライブにおすすめのルートも教えてもらった。
「山梨方面に向かっていく中央道が好きです。まさに、松任谷由実さんの『中央フリーウェイ』の空気感と変わりゆく景色を楽しんでいます」
心の余裕や遊びの中で生まれる発見も大切にしたい
ドラマ、映画、舞台にとどまらず、コメディもこなす変幻自在な表現力でデビュー以来第一線で活躍。今の仕事の原動力を聞くと、「観てくださる方のリアクションがすべてと言っても過言ではないです」と話す。

「新しい役への挑戦や自分の中で超えたいハードルもありますが、人に観てもらって完成する仕事だと思うので、お客さんのリアクションが一番の原動力になります。どんなふうに観てもらえるか、楽しんでもらえるかを第一に、作品作りに取り組んでいます」
デビューは11歳。20代後半となり、仕事への向き合い方も変わりつつある。
「自分の性格的に『こうありたい』という思いが強かったのですが、歳を重ねるにつれて許容できる範囲が増えました。正解も不正解もなく、そのときそのときの瞬間が映像で残り続ける仕事に携わる中では、『ああすればよかった』と思うこともありますが、以前よりも自分を受け入れられるようになったのは変化のひとつです。逆に言えば、課題を感じる瞬間があってもその場で表現した芝居は二度とできないもの。だからこそ、その瞬間に感じたものを大事にしたいな、と。今でもいっぱいいっぱいになることもありますが、エンターテイメントを作る仕事でもあるので、心の余裕や遊びの中で生まれる発見も大切にしていきたいです」

中川大志
1998年、東京都出身。2009年の俳優デビュー以来、日本テレビ『家政婦のミタ』、NHK大河ドラマ『真田丸』、TBS『花のち晴れ〜花男Next Season〜』、NHK連続テレビ小説『なつぞら』、『らんまん』など、数多くの作品に出演。2019年、映画『坂道のアポロン』、主演作『覚悟はいいかそこの女子。』で、第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。2022年には、『歌妖曲〜中川大志之丞変化〜』で舞台初出演&初主演を遂げた。2023年、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』、TBS『オールドルーキー』での好演が評価され、エランドール賞新人賞を受賞。近年の主な出演作は、TBS日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』、映画『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』など。





