Features Vol.18
「ゲレンデ」からGクラスへ。進化を続けるメルセデス・ベンツの伝説。
1979年の誕生以来、「ゲレンデ」の別名で時代を超えて愛され続ける究極のオフローダー、メルセデス・ベンツ Gクラス。その起源から最新モデルへの進化、そして圧倒的な存在感を放つスペックと走りの魅力を解き明かします。
- ※掲載されている情報は2026年10月30日時点のものとなります。
- 2026年10月30日
- 編集:ユニット・コンパス

メルセデス・ベンツ×Gクラス×歴史
1979年に、軍用車両としてのルーツを持ち、軍や公的機関での過酷な任務に応えるべく誕生した「ゲレンデヴァーゲン(Geländewagen)」。
野山や岩場など道なき道を突き進むために作られた無骨な四輪駆動車は、その圧倒的な走破性と時代に左右されない普遍的な造形美によって、瞬く間に世界中の自動車愛好家を魅了しました。その印象は強烈で、現在でもGクラスを「ゲレンデ」と呼ぶファンは少なくありません。
1994年には都市部での快適性や洗練されたインテリアを与え名称を「Gクラス」へと変更。ここからGクラスは、高級SUVとしての立ち位置を確立していくことになります。
そして2018年、Gクラスは過去最大級の改良を受けました。堅牢なラダーフレーム構造、優れた走破性を生み出す3つのディファレンシャルロック、特徴的なドアハンドルや特徴的なエッジの効いたウインカーレンズといったアイコンは脈々と受け継がれながらも、現代の最高峰プレミアムSUVとしての圧倒的なラグジュアリー性を獲得したのです。

渡河水深は最大700mm(G 450 d)、最高登坂能力100%(傾斜角45度)という究極のオフロード性能を誇りながら、街中では上質な静粛性と滑らかな乗り心地を約束。単なる移動手段を超え、所有するオーナーのライフスタイルや美学を完璧に表現するステータスシンボルとなったGクラス。40年以上の伝統を守りつつ果敢に進化を重ねる姿こそが、世界中の憧れを集め続ける最大の理由です。
| 項目 | G 450 d(ISG) | Mercedes-AMG G 63(ISG) | G 580 with EQ Technology |
|---|---|---|---|
| パワートレイン種別 | 3.0L 直列6気圧 クリーンディーゼル + ISG | 4.0L V型8気筒 ツインターボ + ISG | 電気自動車(BEV / 4モーター) |
| 最高出力(ps / kW) | 367 ps(270 kW) | 585 ps(430 kW) | 587 ps(432 kW) |
| 最大トルク(Nm) | 750 Nm | 850 Nm | 1,164 Nm |
| ISGアシスト | 15 ps / 208 Nm | 15 ps / 208 Nm | なし(全電動) |
| 駆動方式 | フルタイム4WD(四輪駆動) | AMG Performance 4MATIC | 個別の電動モーター4基駆動 |
| トランスミッション | 9G-TRONIC(9速AT) | AMG SPEEDSHIFT TCT 9G | 2速ギヤボックス(各モーター) |
| バッテリー容量 / 一充電走行距離 | - | - | 116 kWh / 約473~500 km(WLTP) |
| 新車車両本体価格(税込目安) | ¥18,570,000~ | ¥28,620,000~ | ¥22,370,000~ |
| エコカー減税 / 補助金 | 税制優遇対象 | 対象外 | CEV補助金・各種税制優遇対象 |
| 燃料代 / 電力量代ランニングコスト | ◎ 経済的(軽油使用) | × ハイオク(ハイパフォーマンス) | ○ 電気代(自宅充電等で低廉) |
| オフロード性能・新機能 | 3リレーデフロック、 OFFROAD COCKPIT | AMG ACTIVE RIDE CONTROLサスペンション | G-TURN(超信地旋回)、 G-STEERING、 パドルシフト可変回生 |
| キャラクター・おすすめユーザー | 長距離ツアラー・実用性と燃費重視の方 | 圧倒的なパワーとステータス・サウンド重視の方 | 最新テクノロジーと静粛性・未来感を求める方 |
メルセデス・ベンツ×Gクラス×AMG

Gクラスが持つたくましさと存在感を極限まで引き高めた最高峰ハイパフォーマンスモデル、それが「Mercedes-AMG G 63(ISG)」です。
心臓部には、モータースポーツのDNAを受け継ぐ4.0L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載。最高出力585PS(430kW)、最大トルク850Nmという圧巻のスペックを発揮します。大型SUVでありながら、0-100km/h加速わずか約4.5秒という驚異的な加速性能を実現。さらに電動化技術「ISG」が組み合わされたことで、低回転域からのレスポンスと静粛性も向上し、扱いやすさを高い次元で両立しています。
搭載するエンジン「M177」は、AMGが伝統とする「One Man, One Engine」の原則に則り、ドイツ・アファルターバッハにある専用の施設で熟練した職人たちが1基ずつ責任とプライドを持って組み立てています。
力強さを主張する縦格子デザインのAMG専用フロントグリル、サイドに配置されたエキゾーストエンド、そしてスポーツシートや上質なナッパレザーを惜しみなくあしらったインテリア。日常の快適なクルージングからサーキット譲りのエモーショナルな走りまで、あらゆるシーンで独自の高揚感を提供します。
「Mercedes-AMG G 63(ISG)」は、時が磨き上げた本物だけが持つ特別感と圧倒的なラグジュアリーを備えた、まさに究極の1台です。
メルセデス・ベンツ×Gクラス×ラインアップ
現行のGクラスは、全幅1,930mm~1,985mm、全高1,980mm前後という迫力のスクエアボディをそのままに、最新の電動化パワートレインを採用した多様なラインアップを展開しています。
G 450 d (ISG)

力強い3.0L 直列6気筒クリーンディーゼルターボエンジンに、マイルドハイブリッドシステムであるISGを融合。システム最高出力367PS(270kW)、最大トルク750Nmを発揮します。1,350rpmという低回転から湧き上がる力強いトルクは、重厚なボディを軽やかに推し進め、ロングドライブでの優れた航続距離と静粛性を実現。オンロードの快適性と経済性を高次元でバランスさせた、Gクラスの王道をゆくモデルです。
Mercedes-AMG G 63(ISG)

GクラスとAMGという夢のダブルネームを実現させた「Mercedes-AMG G 63(ISG)」。
熟練のマイスターにより組み上げられた、最高出力585PS(430kW)、最大トルク850Nmを誇る4.0L V8ツインターボエンジンを搭載。専用開発された「AMG RIDE CONTROLサスペンション」が、悪路走破性と引き締まったオンロードでのハンドリングを両立します。官能的なV8サウンドとともに走る歓喜をもたらす、プレミアムオフローダーの頂点です。
G 580 with EQ Technology

Gクラスの歴史における革命的な一歩となる、完全な電動(BEV)オフローダー。四輪のそれぞれに独立配置された4つの電動モーターが、システムトータル最高出力587PS(432kW)、最大トルク1,164Nmという異次元のスペックを生み出します。その場で360度旋回が可能な「G-TURN」をはじめとする先進の制御技術を搭載。116kWhの大容量バッテリーを搭載し、究極の静粛性とレスポンスで、深夜や早朝でも気兼ねなく走行できるBEVのGクラスは、未来のラグジュアリー体験を提供します。
- ※掲載されている情報は2026年10月30日現在の情報です
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