INTERVIEW 沢田 幸恵さん(BMWオーナー)
歴代3シリーズからカブリオレへと止まらないBMW愛
これまで5台の3シリーズを乗り継いできた沢田 幸恵さんは、自他ともに認めるBMW好き。ドライバーにとっての楽しさを追求した走行性能やボディラインの美しさなど、どの世代にも共通する魅力があるという。現在は4シリーズカブリオレに「なるべくオープンにして」乗っている沢田さんのカーライフについて伺った。
- 2025年01月16日
- 文:渡瀬基樹
- 写真:阿部昌也



ご主人との出逢いのきっかけもBMWだった
20歳のころ、休日によくテニスの練習へ出かけていた沢田さん。いつもご自宅まで迎えに来てくれる会社の先輩が乗っていた、真っ赤な左ハンドルのBMW 5シリーズセダンに憧れていた。
「実は、夫との出逢いもBMWがきっかけなんです。めずらしいグレイシャーブルーメタリックというボディカラーのE36 3シリーズに乗っていることを聞いて、どんな人だろう?って。彼がそのクルマに乗っていなかったら興味を持たなかったかもしれないくらい(笑)、私はそのころからBMWが好きでした」
ゴルフや温泉など、ご主人の3シリーズでデートを重ねた2人は、数年後に入籍。一度はBMWを手放したものの、お子さんが生まれてからは剛性の高さや重厚感のあるドアで家族を守りたいという気持ちが高まり、再び購入する。
「当時、セールスのご担当だった山田さん(現在は本社勤務)にお会いしにショウルームに伺って、おすすめしてもらったのがブラックサファイアのE46 318iツーリングでした。見た瞬間に欲しくなって、山田さんに『現金で払えばいいですか?』と言ったくらい(笑)」


E36からG21まで5台の3シリーズを乗り継ぐ
その後も沢田さんのBMW愛はますます加速していく。さらに数年後に乗り替えた3シリーズツーリング(E91)は、家族の時間を共にするファミリーカーとして大活躍した。
「福岡近郊だけでなく、鹿児島や山口など旅行へも出かけました。道中ではずっと、息子と『目的地に着くまでBMWと何台すれ違うか?』クイズをしていましたね。後部座席の息子がチャイルドシートに座りながら『いまのはBMW? いまのは?』なんて(笑)」
通算4台目となる3シリーズツーリング(F31)に買い替えたあと、ご主人が仕事用に軽自動車を購入。つまりBMWは実質的に幸恵さんの専用車となった。それ以来「主人がBMWのことを『あなたのクルマ』と呼ぶように」なったという。
3度目の車検を迎えるときに、現在の担当セールスである黒川からの手紙をきっかけに、通算5台目の3シリーズとなる3シリーズツーリング(G21)を購入。それから沢田さんと黒川は「BMW好き」として、まるで趣味の仲間のようにBMWの魅力を頻繁に語り合う関係になった。


憧れのオープンカーに乗りたくてご主人を説得!
ある日、店舗へ点検で訪れたときにモニターに映っていた4シリーズの映像を見た沢田さんは、黒川にその魅力を尋ねた。4シリーズカブリオレに憧れを抱いていた沢田さんは、黒川が4シリーズクーペに乗っていることも御存知だった。
「いつかオープンカーに乗ることが夢だったんです。黒川さんからお話を聞いて気持ちが高まってしまい、そこからは主人を『洗脳』する日々が始まりました(笑)」
4シリーズの魅力を語り、YouTubeを開けば最初に4シリーズの映像が出るように設定。すると1週間後にはご主人も「カッコいいね!」と話すようになり、「実は俺もちょっとオープンカーに乗りたかったんだよね……」と本音も。年齢を重ねてからよりも、いまオープンカーに乗ったほうが絶対に楽しいよね! ということで、2カ月後には買い替えることとなった。
「4シリーズの魅力はたくさんあるのですが、まずはこの形が大好き。ボディラインがなめらかなだけでなく、ちょっとポコポコとした造形、特にサイドミラーから見える姿がとても美しいんです」
実はこれまでの3シリーズを含めて、ボディカラーはすべて黒で統一してきた沢田さん。「私は黒いボディカラーがいちばん色気があるし、BMWにいちばん似合うと思います。艶感があって、鏡のようにきれいなんです」



BMWは「運転を楽しむ人」のためのブランド
もちろん運転の楽しさも魅力だ。「BMWは運転を楽しみたい人のためのブランドだと思っています。ハンドルが思ったところに曲がっていく感じや、坂道での加速感は本当にすばらしいです。4シリーズはオープンにしたとき、エンジンの音がよく聞こえるのも嬉しいですね」
先日、黒川が4シリーズを検討されていたお客様を接客していたところ、ショウルームにはカブリオレの展示車や試乗車の用意がなかった。そこへたまたま来店された沢田さん。オープンの状態で颯爽と入ってこられた沢田さんのカッコ良さと、4シリーズカブリオレのスタイリングに、その女性のお客様は即、購入を決断されたという。
以前、沢田さんに3シリーズツーリング(G21)を購入いただいたときは、黒川が入社後の研修を終えて間もないころだった。当時の黒川にとってはセールスとして思い出深いお客さまとなったのだが、沢田さんはこう語る。
「私にとって、黒川さんはかけがえのない『仲間』なんです。私のBMWに対する熱量は自分自身でもかなり高いと思っていますが(笑)、黒川さんも同じ温度で話してくれるのがとても嬉しくて。もちろん商品知識やサポートも完璧ですし、受付の方々が丁寧なところを含めて、さすがはヤナセさんだなといつも思っています」


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