INTERVIEW 柳瀬謙二さん(会社経営)

911・カイエン・空冷の3台体制でポルシェライフを満喫

これまで何台もの輸入車を乗り継いできた柳瀬さんにとって、ポルシェは憧れの存在だった。なかでもポルシェの象徴といえる「911」は特別な存在。ポルシェセンター福岡で絶大の信頼を置けるセールスと出会い、充実のカーライフを送る柳瀬さんに、ポルシェの魅力とヤナセのディーラーを選び続ける理由について伺った。

  • 2023年06月29日
  • 文:渡瀬基樹
  • 写真:佐藤亮太
親子で所有する2台の911を囲んでの家族写真。ご家族もポルシェセンター福岡の米満が営業を担当しており「親子でお世話になっているんですよ」(柳瀬さん)。

早期納車で購入できるチャンスが到来

ずっと輸入車を乗り継いできた柳瀬さんがポルシェに興味を持ったきっかけは、ご息女のご主人がポルシェ好きであることに端を発する。もともとポルシェは憧れていたブランドだったが、ご家族の影響で身近に感じられるようになったこともあり、ポルシェセンター福岡へと足を伸ばした。

「私の住まいは福岡県の朝倉市というところで、冬は雪が多く降ります。安定性が高い4WDを安心して乗りたいとう思い、2019年5月に購入したのがカイエンでした」

他のドイツブランドのSUVなど、それまで乗ってきたクルマも優れたものばかりだったが、カイエンの安心感はひと味違った。運転安定性や乗り心地、室内の質感に至るまで、あらゆる面でカイエンに軍配が上がった。それでも、柳瀬さんにはどうしても満足できない部分があったという。

「せっかくポルシェを選ぶのなら、やっぱりスポーツカーにも乗りたい。そんな話を2021年の末にポルシェセンター福岡の米満さんとしていたところ、近々展示用の車両として911カブリオレが入庫するので、それならば早期の納車が可能だと聞いたのです」

世界的なポルシェ人気に加え、コロナ禍による半導体不足で、注文から納車までかなりの時間がかかっている状況だった。実際に柳瀬さんのご家族も1年前に注文したものの、納車待ちをしていたという。一刻も早く手に入れたかった柳瀬さんは、米満の話に飛びついた。それが現在のブルーの911 カレラ カブリオレだった。

「色や仕様にはこだわらず、とにかくすぐにでも欲しかった。すると、1年待ちだった婿の911カレラとたまたま同じ日に納車されることになったんです。親子で2台並んでの911の納車なんて、あまり例がないでしょうね」

柳瀬さんが経営する会社の従業員の方のお父さんが乗っていたという930型911。貴重なクルマだけに頻繁に乗ることはないが、ときどきエンジンをかけて、調子を確認している。

希少な空冷ポルシェとの出会いも

すっかりポルシェの魅力に取りつかれてしまった柳瀬さん。特に911は、デザインの美しさと揺るぎないブランド力から、昔からずっと憧れていたモデルだった。そして、クルマ好きとしての最終的な目標でもあったという。

「自分が手に入れるならカブリオレがいいなと、ずっと思っていたんです。私はアメリカが大好きで、毎年バスケットボールや野球の試合を見に行っているのですが、サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジを駆け抜けるオープンカーを見かけたことがありました。それが格好良くて、いつか自分もあんなふうに走ってみたいと思っていたんです」

1台で2つの姿を楽しめるカブリオレ。かつてハーレーダビッドソンを所有するなど、バイクで風を切って走ることが好きだった柳瀬さんだが、911 カレラ カブリオレを購入してからは「もうバイクはいらない!」と思うほど、心地よい風が感じられるという。

そして柳瀬さんには、カイエンと911 カレラ カブリオレの購入後、別のポルシェとの出会いもあった。

「うちの会社の従業員が、亡くなった親父さんが残したクルマを手放すこととなり、先ほど業者が持って行ったところだという話をしていたんです。どんなクルマかと尋ねたところ、なんと空冷のポルシェだというんですね。そんな希少な車をもったいない!と思い、すぐに追いかけたんです」

なんとか間に合い、無事に戻ってきたのが1989年式のポルシェ911(930型)だった。柳瀬さんはこれを譲り受け、現在は3台のポルシェをシチュエーションに合わせて使い分けている。

ヤナセは顧客サービスの先駆け的存在

柳瀬さんはポルシェを購入する以前より数十年に渡って、ずっとヤナセを利用してきたという。初めての愛車はフォルクスワーゲン ゴルフだったが、当時自宅に近い久留米市にヤナセのディーラーがあり、それからずっと「ヤナセばっかり」。ご家族もメルセデス・ベンツに乗っているが、そちらもメルセデス・ベンツ久留米で購入したものだ。

「ヤナセのサービスは、日本のディーラーの先駆けではないでしょうか。花をプレゼントしてくれたり、誕生日にワインを贈ってくれたり、新車の納車時にデコレーションしてくれたりと、こういったサービスは全てヤナセが発明したことだと思うのです。気づかいが細やかなのが、なによりうれしいですよね」

サービスの先進性、そしてメンテナンスという点でもっとも信頼が置ける存在であることも、これまでの経験でわかったことだという。

「クルマ好きの親友がよく『いちばん壊れない車はポルシェだ』というとおり、911は滅多に壊れたことがありませんが、それでもエラー表示が出たことはあります。それもメンテナンスが原因ではなく、メーカー側の問題でしたし、カギが壊れてしまったときも無償で対応してくれました。細かいところまで行き届くサービスは、ヤナセが一番だと思います」

購入予定のカイエンの仕様の説明中。「おまかせ」とはいっても、シミュレーションツールを使用して、詳細でわかりやすい説明を行っている。

これほど信用できるセールスは初めて

柳瀬さんが絶大の信頼を置いているのが、ポルシェセンター福岡の米満だ。実は空冷の930型を手に入れたときも、柳瀬さんが真っ先に相談したのは米満だった。

「これほど信頼できて安心できる営業の方に、これまで私は出会ったことがありません。クルマについて詳しいことは言うまでもありませんが、営業トークがしつこかったり『盛る』ことが一切ないのです。普通に接してくれるから、本当に頼りにできるんですよ」

経営する会社の車両は、ずっと同じ整備工場に依頼しているなど、信頼関係を築いた人とは長く付き合い続けることがモットーだという柳瀬さん。そして米満との間にも、既にそういった確固たる関係が構築されているそうだ。

「実は、いま新型のカイエンを注文しているところなんですが、グレードや仕様は米満さんにおまかせでお願いしています。私の好みは全部わかってくれていますし、私に必要のない機能を勧めて値段をつり上げるようなことは絶対にしない。そして、私が必要となりそうな装備を漏らすようなことも絶対にないんです。だから安心できるんですよ」

購入するときだけでなく、普段からクルマについて適切なアドバイスをしてくれることも、頼りにしている理由の1つだ。メンテナンスも、結果的にお金がかからないように、部品やオイルなどの交換を先手を打って行う手はずを整えてくれるという。

「初めてポルシェセンター福岡へ来たときに、たまたま接客してくれたことが出会いでしたが、これほど信頼できる“ディーラーマン”は初めてです。実は娘婿も米満さんが担当してくれていて、家族ぐるみでお世話になっているんですよ」

ヤナセプレストオート株式会社/ポルシェセンター福岡
住所
福岡県福岡市東区千早4-14-8
TEL
092-710-0911(ショウルーム)
092-710-0119(アフターサービス)
092-710-0911(中古車)
休み
月曜日、火曜日(※月曜日が祝日の場合は営業)
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