メルセデス・ベンツは
生涯に一度は手にしたい憧れの存在
佐藤大樹 meets YANASE Vol.2
Vol.1に続き、EXILE、FANTASTICSのパフォーマー・佐藤大樹さんが登場。車好きの両親の影響もあり、いつかはマイカーを持つことが目標のひとつ。車に求めるものやお気に入りのドライブコースなど、佐藤さんのカーライフに加えて、30歳の節目を迎えて思い描く、この先のビジョンにもフォーカスしました。
- 2025年06月27日
- Photos:Masaki Miyashita <hannah>
- Video:Yusuke Kaji
- Hair & Makeup:Toshiyasu Oki
- Styling:Kazuaki Kugimiya
- Text:Yuka Sakamoto
- Direction:Dai Iwaya

好きな車を手に入れて
自分仕様にアレンジするのが夢

前回のキレイめなジャケットスタイルから一転、クールなオールブラックの着こなしでVol.2の撮影がスタート。撮影中、ラゲッジスペースを確認しながら「僕は荷物が多いので、たくさん積めていいですね」と佐藤さん。改めて、メルセデス・ベンツのイメージを聞いてみた。
「僕にとってメルセデス・ベンツは、カッコいい大人が乗っている車というイメージがあります。高級感があって、少し敷居は高いですが、だからこそ生涯に一度は手にしてみたい憧れの存在です」
運転免許を取得したのは、約10年前。役がきっかけで、バイクの中型・大型、そして普通自動車免許を取得。勉強好きな一面を発揮し、実技も筆記もノーミスでクリアしたそう。ジャンルを超えて活動し、様々な現場を行き来している今、「車があったら便利だな」と感じるシチュエーションは?」と尋ねると、「もう毎日ですね」と即答。

「僕の夢は、好きな車に大きなテレビをつけたり、仮眠しやすい内装に変えたり、自分でカスタマイズして最高の設備を整えることです。自分の求めるものがすべて詰まった車で移動できたら…と思いますし、実際にカスタマイズをした車で移動している先輩を見ると憧れます」
勇征と大阪までロングドライブして
温泉&サウナを満喫したい

両親はともに車好き。子どもの頃から、ちょっとした外食やスポーツ観戦など、家族での外出は車移動が定番だった。
「サッカー部だったので、試合の日は他の子どもたちも乗せて両親が送り迎えをしてくれました。僕は必ず助手席に乗って、自分で作ったMDのプレイリストをかけていました。ダンスを始めてからは、母親が埼玉の実家から中目黒まで車で迎えに来てくれました。懐かしくていい思い出です。今年の年始は、両親の運転で2泊3日の伊豆旅行にも行きました。楽しかったのですが、僕は『TAIKI MAGAZINE』の編集の真っ只中で、旅先でもずっと作業をしていたのですが(笑)」

昔も今も、佐藤さんのライフスタイルに欠かせない車。特にお気に入りのドライブコースを教えてもらった。
「『メシドラ ~兼近&真之介のグルメドライブ~』にゲスト出演したときに車で走った、葉山の別荘街はとても気持ちよかったです。あとは、福島にある祖父母の家に向かうまでのドライブコース。実家から4時間半くらいかかるのですが、車の中での家族団欒の時間も、途中でサービスエリアに寄る時間も楽しく、福島に近づくにつれて徐々に変わる街並みを眺めるのも好きです」
FANTASTICSでは、リーダーを務める佐藤さん。気の置けないメンバーとの旅はリフレッシュにも繋がっている。もし、今回撮影した車でメンバーと旅行するとしたら?
「(八木)勇征と大阪に行ってみたいです。長距離移動も苦じゃないし、食べ歩きとサウナは絶対に行きたいです。勇征との旅は、温泉とサウナありきなので、このふたつが揃う場所が絶対条件です(笑)。(中島)颯太と(木村)慧人とは、箱根かな。箱根は地元の友達と行く機会も多く、土地勘もあるので、僕がおもてなししたいです」
自分ひとりの時間も
大切にできる大人が理想
今年1月に30歳の節目を迎え、アーティストとしても俳優としても着実にキャリアを築いている。30代でチャレンジしたいことや、目指す理想像とはーー?

「20代は、主に青春ものや恋愛ものの作品に携わってきました。30代は、年齢を重ねたからこそできる役にも挑戦したいです。童顔で若く見えがちなのですが、熱血教師は演じてみたい役柄です。今思い描く理想の大人は、人との時間も自分ひとりの時間も大切にできる人。家族がいるなら、休日は1日であったとしても車に乗って家族旅行に出掛けたり。オンとオフのメリハリをつけて、時間をきちんと使い分けられる人は、素敵だと思います」
先月からは、趣味であるサウナの番組もスタート。すでに取得していたサウナ関連の資格に加えて、別の資格にもチャレンジしている。
「元々、学ぶことが好きな性格でもありますが、自分の仕事に繋がったり、説得力を高める何かが欲しいです。今、力を入れているタイ語の検定も受けたいです」
「ダンスも歌も、お芝居も好き。今の仕事は天職なんです」と笑顔で話す。7月19日、20日、21日には、FANTASTICS最大規模のライブも開催。3日間それぞれでテーマも内容も異なるスペシャルライブ、という新たな試みにトライする。
「自分たちが新たな一歩を踏み出すために、幼虫、さなぎ、成虫と成長して羽ばたいていくストーリーを描いたライブになります。3日間それぞれにテーマを掲げていて、毎日衣装もセットリストも変わるので、覚えることもたくさん。前代未聞なことに挑戦しようとしているので、自分たちもヒリヒリしています。各メンバー、個人活動もしていて、なかなかスケジュールが合わない部分もありますが、必ず成功させて、僕たちが叶えたい夢に繋がるような3日間にしたいです。どの日に来ても楽しめるライブを目指していますし、欲を言えば3日間足を運んでもらって、ひとつのストーリーを体感してもらえたらうれしいです」

佐藤大樹
1995年、埼玉県出身。2011年より、俳優、サポートダンサーとして活動を開始。2014年、EXILEに加入。2016年には、FANTASTICSを結成し、グループを兼任。2023年ABCテレビ・テレビ朝日「around1/4」では、地上波連ドラ単独初主演を果たす。近年の主な出演作は、TBS「瓜を破る~一線を越えた、その先には」、読売テレビ・日本テレビ系「降り積もれ孤独な死よ」、映画「逃走中 THE MOVIE」。現在は、日本テレビ「Day Day.」の曜日メンバー、FM NACK5「FANTASTICS 佐藤大樹のぼっちマイク」のパーソナリティも務め、マルチに活躍。公開中の映画『君がトクベツ』にも出演。7月には、FANTASTICS最大規模のライブ"CRAWLING BUTTERFLY"、"SILENT BUTTERFLY"、"RISING BUTTERFLY"をさいたまスーパーアリーナで3日間開催。